■平野は嫌がった方針が目黒にはハマった!?

 芸能プロ関係者は話す。

「今や地上波のテレビ、映画だけでなくNetflixやDisney+といった映像の大手配信サービスがありますからね。そこでもオリジナル作品は作られますし、今やそちらの方が規模もギャラも高いと言われますよね。

 それを考えると、ビジネスの視点では正しい選択とも言えそうですが、舞台での“ショー”を重視してきたジャニー喜多川先代社長とは方針が違います。

 海外での活躍を目指して、今年5月22日をもって平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)はKing&Princeから脱退、およびジャニーズ事務所を退所(岸のみ秋退所)しますが、彼らも俳優路線が期待されていました。岸さん主演の『すきすきワンワン!』も先日まで放送されていましたし、平野さんも主演した昨年10月期の『クロサギ』(TBS系)では高い評価を得ていましたよね。

 しかし、彼らは海外での活動、それもやはり“ショー”を中心にした活躍を目指している、とも聞こえてきています。だから、国内で次々とドラマや映画の仕事を詰め込まれることを嫌がっていた、とささやかれています。そして平野さんについては、この4月クールの連続ドラマでも主演するはずだった、とも言われていますからね」

 4月22日から日本テレビの土曜ドラマ枠で放送される、坂口健太郎(31)主演の連続ドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)。当初は、同作の主演は平野が内定していた、とささやかれているという。

「平野さんは、グループで海外進出をしたいと真剣に思っていたにも関わらず、自身及びメンバーがドラマや映画など俳優業で手一杯になってしまい、海外進出できる雰囲気すらなくなってしまったと考えていたとされています。そうした現在の事務所との“方針のズレ”も、退所に影響を与えたと見られています。

 そんな平野さんとは違い、目黒さんに関しては現体制の方針とマッチしていた、ということでしょうね。ただ、目黒さんについては、役者業に邁進するペースから不安の声も出始めていますよね」(前同)

 目黒は3月17日に行なわれた『わた婚』の初日舞台あいさつにて、“表紙を飾った雑誌が35媒体、ゲスト出演番組が33番組”の多忙なPR活動を行なっていたことを明かしている。その間もSnow Manの活動も行なっているほか、前出の『週刊文春』によると、5月から『トリリオンゲーム』の撮影が予定されているとのこと。