■『DOWNTOWN+』出演が噂される“禊芸人”

 2020年末を最後に放送されていない大晦日の大人気番組『笑ってはいけない』だが、17年には“アパ不倫”が報じられた俳優・袴田吉彦(52)が「不倫仮面」として登場。18年にはゲスの極み乙女。川谷絵音(36)との不倫騒動(16年1月)で一時芸能活動を休止したベッキー(41)が出演し、タイキックを食らうという展開となった。

「袴田さんは雑誌のインタビューで《ダウンタウンさんには、感謝しかありません》と振り返っていましたが、年末の『笑ってはいけない』でお茶の間に“笑ってもらい”、それを“禊”として翌年から徐々に表舞台に出て行く――という流れがありましたよね。

『ダウンタウンプラス』でもそういった“禊芸人”が起用されて、コンテンツの1つになっていくのでは――とささやかれているんです」(前出の制作会社関係者)

 9月24日配信の『現代ビジネス』では、『ダウンダウンチャンネル(仮)』(正式名称は後に『ダウンダウンプラス』に)と日本テレビが組み、『笑ってはいけない』復活計画があると報じていた。先に『ダウンダウンチャンネル(仮)』で2時間程度の『笑ってはいけない』ベスト版を配信し、年末に8時間以上の長尺バージョンとして地上波放送をする計画だと報じていた。

 同月29日に開かれた日本テレビの定例会見ではこの報道に触れ、岡部智洋取締役が「現段階でお伝えできることはない」とコメントしていた。

「『ダウンタウンプラス』では表舞台から消えたタレント、芸人が起用される可能性がありそうだと。終了してしまいましたが、特に浜田さんは『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)でも若手が活躍できるようにと制作サイドに掛け合っていたともいいますからね。たびたび自身の引退について言及してきた浜田さんですが、自分が芸能界からいなくなったあとも後輩たちが活躍できるように――と考えていると言われていますね。

 噂される『ダウンタウンプラス』と『笑ってはいけない』の“絡み”、そして浜田さんが持っていると言われる想い――それらを考えると、テレビになかなか出られなくなったタレント、芸人の『ダウンタウンプラス』への出演はやはりありそうですよね。

 そうだとすれば、まず出演候補として思いつくのは、スピードワゴン小沢一敬さん(51)ではないでしょうか」(前同)

 23年12月末の『週刊文春』に掲載された問題の飲み会をアテンドしていたのが小沢だと報じられた。結果、松本に続いて小沢も24年1月13日から活動を休止し、表舞台から姿を消すことに。24年11月配信の『smartFLASH』には小沢の近影が掲載されたが、白髪混じりのボサボサの金髪ヘアで、無精ひげも伸び放題という変わり果てた姿だった。

「活動休止中の小沢さんですが、この4月から慶応義塾大学の通信教育課程に入学したと報じられていました。なかなか活動再開ができないから、勉強を――というところだと思われますが、小沢さんの復帰はこのままでは難しいでしょう。松本さんもそうなのでしょうが、復帰の際には騒動への言及が必要になってくると思われます。

 ただ、今、小沢さんが普通に地上波テレビに出るのは不可能でしょうし、ライブなどでは影響力はない。そんななか『ダウンタウンプラス』なら、多数の人が見ることになるでしょうし、影響力も絶大。しかも、見たい人だけが見る有料コンテンツなので、CMスポンサーに気を遣う必要もない。小沢さんが戻るなら『ダウンタウンプラス』しかないのでは――という話も言われていますね」(同)

 スタートまであと20日。大注目の『ダウンタウンプラス』は、スピードワゴン・小沢の復帰の場にもなるのだろうか――。