■『タイプロ』で大注目……「ゴリ押し」批判は快進撃の証左

「オーディション番組『timelesz project(タイプロ)』を経て新体制になったtimeleszはコンサート動員数やCD売り上げもすごいですし、バラエティ番組にCMにと本当に引っ張りだこですよね」(前出の女性誌編集者)

 Netflixで配信されたオーディション番組『タイプロ』を経て、菊池風磨(30)、佐藤勝利(28)、松島聡(27)の3人に加え、25年2月15日から一般参加組の猪俣周杜(24)、橋本将生(25)、篠塚の3人と、STARTO ENTERTAINMENTの俳優部に所属していた寺西拓人(30)、原の8人体制へと移行したtimelesz。

 6月から8月にかけてライブツアー「We‘re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1〜FAM〜」を開催。8都市24公演で24万9000人を動員。12月26日と27日に京セラドーム大阪、26年1月7日と8日、2月4日と5日に東京ドームでのライブ「We‘re timelesz LIVE TOUR 2025-2026 episode 1 FAM DOME」を開催することも決定している。

 6月11日にリリースされた新体制後初のオリジナルアルバム『FAM』は初週61.9万枚を売り上げて「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を記録した。

「4月20日からはグループの冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)がスタート。6月17日と10月13日には冠特番『timeleszの時間ですよ』(TBS系)が放送され、10月6日からはさらに日テレでも冠番組『timeleszファミリア』(日本テレビ系)がスタート。

 STARTO社所属グループではSnow Manが凄まじい人気を誇りますが、“彼らに続くのがtimelesz”という声も出るほど。そんな大人気で数字を持っているからこそ、テレビ各局はtimeleszの番組をやりたがり、続々と番組が誕生。『ニノさん』や『ザ!鉄腕!DASH!!』(ともに日本テレビ系)にも新メンバーがたびたび出演しています。

 9月27日から放映されている新メンバー5人で出演するヘアケアブランド『8 THE THALASSO』新CMをはじめ、新たな仕事も次々と舞い込んでいますが……一方で、これほどの仕事ラッシュとなると“ゴリ押し”とも見られてしまいがちですよね」(芸能プロ関係者)

 芸能界でたびたびワードが浮上する“ゴリ押し”――過去には、2013年度の年間テレビCM露出量で関東地区で1位に輝いた俳優・剛力彩芽(33)もそう言われたことがあった。

「“ゴリ押し”という単語が浮上するとまた嫌われてしまうこともありますが……timeleszに関しては、間違いなく快進撃の“代償”でしょうね。勢い、露出が凄いからそう言われてしまうと。

 そしてオーディション番組『タイプロ』で今の人気を得た彼らですが、特にジュニア経験のない猪俣さん、橋本さん、篠塚さんには他のSTARTO社グループのファンやジュニアファンから厳しい声が寄せられてしまいがち。活躍が大きく取り上げられるたびにSNSが荒れてしまいますが……それは、それだけ快進撃を続けているという証左でもある。

 テレビ界、広告界でもSnowManとともにtimeleszの争奪戦は今後も激化していくとも言われており、彼らの勢いはさらに増していくのではないかと見られています」(前同)

 新体制に移行してから約8か月――快進撃を続けるtimelesz。『NHK紅白歌合戦』への出場にも期待が寄せられるなど、その勢いはまだまだ止まらなそうだ。