■『水ダウ』と『ダウンタウンプラス』の“絡み”はあるのか――
松本は2024年1月8日、自身の女性問題を報じた『週刊文春』(文藝春秋)との裁判に注力するために芸能活動を休止。以降は稼働がなかったが、『ダウンダウンプラス』で1年10か月ぶりに芸能活動を再開させる。
そんな松本だが、活動休止後の24年9月の『水ダウ』でも過去の放送を振り返る企画があり、ワイプに移る場面があった。また、今年3月5日の『水ダウ』でも「水曜日のダウンタウン出演率ランキング」と題した企画を放送。ワイプに松本が映り込んでいた。
制作会社関係者が言う。
「ワイプに松本さんが映り込んでいる過去のVTRを使う――というのが今の地上波の“限界”ともささやかれていますね。理由は、それ以上松本さんの姿を出すと一部の視聴者が怒り、局にも実際にクレームが入る事態となるから、です。6月に終了しましたが『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)も、1月23日の放送回の内容が急遽、差し替えられましたが同じような理由だと報じられていましたね」
1月23日の『ダウンタウンDX』は、オンエア3時間前に《今夜のダウンタウンDXは放送内容の予定を変更し2024年5月9日の再放送をお送りします》と告知があり、24年5月の番組がそのまま放送されて物議を醸した。
「松本さんの過去VTRがたくさん使用される企画だったとことから、急遽差し替えになったと報じられていました。つまり、いまだ松本さんが地上波テレビに出てくることに嫌悪感を示す人たちはいて、番組制作サイドとしては過去VTRの使用にも慎重にならざるを得ないんです。
当然『水ダウ』もそうで、今回の放送に“観測気球か”といった意見が上がっていますが、制作サイドからすれば、“ワイプに松本さんが映り込んでいる過去のVTRを使う”という、これまで通りのことをやっているだけというのがリアルなところではないでしょうか。
ただ、注目の『ダウンタウンプラス』と大晦日の恒例特番だった『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)がタッグを組む可能性があるという報道もありましたので、『ダウンタウンプラス』と『水ダウ』の“絡み”がある可能性もゼロではなさそうですよね」(前同)
9月24日配信の『現代ビジネス』では、『ダウンダウンチャンネル(仮)』(正式名称は後に『ダウンダウンプラス』に)と日本テレビが組み、『笑ってはいけない』復活計画があると報じていた。先に『ダウンダウンチャンネル(仮)』で2時間程度の『笑ってはいけない』ベスト版を配信し、年末に8時間以上の長尺バージョンとして地上波放送をする計画だと同メディアは報道。
同月29日に開かれた日本テレビの定例会見ではこの報道に触れ、岡部智洋取締役が「現段階でお伝えできることはない」とコメントしていた。
「『笑ってはいけない』と『ダウンタウンプラス』が絡む可能性が報じられましたが、今やダウンタウンの冠番組では最も人気と影響力がある『水ダウ』と『ダウンタウンプラス』がコラボするような展開もあるのか――多くの関係者も注目していますね」(同)
『ダウンタウンプラス』始動までいよいよ約2週間。“笑いのカリスマ”松本人志を巡るところが過熱してきている――。