■かつて堂本光一が語っていた結婚観

 その一方でやはり、ショックを受けた、という声もある。

《めっちゃ勝手な印象なんだけど、光一くんは結婚しないと思ってた。王子〜プリンセスを見つけたのですね。ご結婚おめでとうございます》
《堂本光一って独身貴族だと思ってたのに。。。佐藤めぐみちゃんと結婚とは。。》

 など、光一が独身を貫くと思っていたファンも多いようだが――、

「一部のファンの間では“生涯独身説”もあった光一さんですが、20代の頃には雑誌インタビューに結婚願望を語っていたこともありましたね。

 2006年10月には、初のソロアルバム発売を記念しての『日経エンタテインメント!』(日経BP社)のインタビューで、15歳くらいの頃には、27歳――同誌のインタビューを受けた時期には結婚しているんだろうなと漠然に思っていたことを明かしています」(前出の女性誌編集者)

 同じく2006年には、『ポポロ』(麻布台出版社)の4月号で「僕の結婚観」を語るという、そのものずばりなインタビューを受けていたことも。

 たとえば、プロポーズの際には、相手からのリクエストがなければ特別な言葉は使わず、《そのとき思ったことを、自然に言うだけじゃないかな》と回答。理想の結婚式は、個人的には《地味にやるほうがいいとは思う》と言いつつも、相手が盛大にやりたいなら、オープンカーやゴンドラに乗ったり、シャボン玉を飛ばしたりと、相手が喜ぶ結婚式にするつもりだとしていた。

 その一方で、結婚後の生活についてはシビアに語っていて、

《オレと結婚する人は大変やと思う。生活のリズムがすごい変やから。結婚してふたりでいっしょに生活するとなると、お互いのリズムが違うのはきついよね》

《本当にぐうたらな人だったら、腹も立つかもしれない》

 とコメント。さらに《ただのんびりしてるタイプの人であれば、オレが自分で(※家事などを)やっちゃえばいいだけの話だし、それを嫌だとは思わないよ》と言っていたが、それは、効率悪く家事をしていたら自分は黙って見ていられないだろうから、相手は窮屈かも――ということだった。

 光一は同インタビューで、子どもは第1子が男児、第2子が女児の順番で欲しい、という家族計画も語っていた。

 このインタビュー企画から約3年後に佐藤と舞台で共演し、後に交際へと発展したということになる。

「『ポポロ』のインタビューは19年も前の話。家族計画などは、光一さんの考えも変わっているところもあるでしょうが、佐藤さんは、かつて光一さんが語っていた、家事がしっかりできる、ぐうたらじゃないなどのところとは“合致”しているところがありそうです」(前同)

 佐藤は、30代に入ってからピラティス指導者資格を取得するなどアクティブな人柄。また、アルバイトでカフェで働いたり、自分でカフェを経営した経験もあることから、プライベートでもしっかりとした生活を送っていると見られる。

「光一さんの相方・堂本剛さん(46)はももいろクローバーZ百田夏菜子さん(31)と24年1月に結婚しましたが、ファンへの配慮が徹底していて、妻の存在や結婚生活を表に出すことはない。光一さんもそうするでしょうし、そのために佐藤さんはSNSやブログをやめたのではとも言われていますよね。SNSやブログでは、思わぬ投稿が“匂わせ”などと指摘されてしまうことがありますからね。

 光一さんは自他ともに認める完璧主義者で、それだけに相手に求めるものも高そうですが、佐藤さんは10年以上、そんな光一さんと一緒にいたわけで――報道通りであれば、佐藤さんは今後、芸能界を引退し、以降は表に出ることなくひっそりと、光一さんを支えていくことになりそうですね」(同)

 20代後半の頃には「結婚観」を語っていた光一だったが、そのリアルがいよいよ近づいてきているようだ――。