2026年に続編放送が決定している堺雅人(51)主演のTBS日曜劇場『VIVANT』(23年7月期)の続編に出演する豪華キャストが、10月21日に発表された。

 その内容は新キャラクターの発表ではなく、前作キャラクターの続投を明らかにするものだったが、一部キャストの変更に、視聴者はざわついている――。

 連続ドラマ『VIVANT』は架空の国・バルカ共和国と日本を舞台に、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いたオリジナルドラマで、大ヒットドラマ『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けた。 

 同作は視聴者を巻き込む“考察ドラマ”として社会現象級の大ヒット。モンゴルでの長期ロケによる、迫力ある映像も話題となった。最終回は世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、個人視聴率12.9%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)10.1%という超高視聴率を叩き出すなど、日本中に“『VIVANT』旋風”を巻き起こしたことで知られる。

『VIVANT』の続編を巡っては、26年7月期の放送がささやかれ、2クール連続放送説、さらにはドラマ放送後の映画公開の話なども報じられている。すでに撮影は始まっており、6月下旬、東京・日本橋で撮影している様子が写真誌にキャッチされているほか、基本的に海外が舞台で、アゼルバイジャンなどでロケをすると言われている。

 今回、前作からの続投が発表されたのは、主演の堺のほかに阿部寛(61)、二階堂ふみ(31)、松坂桃李(37)ら総勢24人。乃木の義弟・ノコル役の二宮和也(42)、大人気キャラ・チンギス刑事を演じたバルサラハガバ・バタボルド(39)など、バルカ共和国の登場人物も続投する。

 その一方で、前作からキャストが2人交代することも明らかに。まず、前作の重要人物でバルカの少女・ジャミーンを演じるのは、モンゴル人俳優のナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ(12)から、日本人子役の本間さえ(11)に変更となった。

「子役は成長するとイメージが変わってしまうことがよくある。それに、ナンディンさんは現地の俳優ですからね。視聴者の間では残念がりつつも《海外の子役だしなぁ》《成長するから仕方ない》といった、事情を察する声も多いですね。

 ですが、天才ハッカー・太田梨歩を演じるのが飯沼愛(22)から花岡すみれ(21)へと交代したことには、多くの『VIVANT』ファンがざわついています」(女性誌編集者)