■インフルエンサー界隈における“情報”の伝達度
スポーツ紙記者が言う。
「SNSを通じて、自分の口から発信できるのがインフルエンサーの強みであり、そこでの個性が人気を獲得する秘訣でもあります。自分のプライベートこそがコンテンツになる側面もある。私生活についても、それがスキャンダラスであればあるほど注目を集めるため、何かと公開しがちです。
たとえば2019年9月、当時HiHi Jetsの橋本涼さん(24)とSNSでもフォロワーを多く抱えるラウンジ嬢とのベッド写真がネットに流出しました。同時に同ユニットのメンバーだった作間龍斗(23)さんが一人で寝ている写真も出回り、橋本さんと作間さんは同年いっぱい活動自粛となりますが、一方でこのラウンジ嬢は自身のインスタライブで流出の経緯を説明するという事態にまで発展。
また2022年11月には、暴露系YouTuberのコレコレさんが、YouTuber・ヒカルさんの浮気を生配信で暴露しています。当時、ヒカルさんは元乃木坂46の松村沙友理さん(33)と交際中で、その交際報道があった翌日に浮気していたそうです。浮気相手はYouTubeなどで活動していた女性で、ヒカルさんはコレコレさんの生配信に電話で出演することになりましたね」
前出の芸能プロ関係者が、“表に出る人間”の「情報管理」の温度差について解説する。
「ある程度大きな芸能事務所に所属しているタレントは、SNSも管理されているものです。特に恋愛絡みにおいて、独断で情報が漏れるような発信はしないはずですし、事務所の方もそういった動きを厳しく監視する。イメージ商売なので、スキャンダルはその後の仕事に間違いなく影響が出るためです。
ところがインフルエンサーは“イメージ商売”ではないので、情報管理も甘くなりがちです。今回は、バレーボールの高橋選手の“合コンリスト”が出回っていることも暴露されているわけですからね。文春には匿名インフルエンサーの証言で、高橋選手が“uka.さんと付き合っていることも、合コン好きなことも有名”とのコメントも掲載されていましたね」
スター選手ともなれば自分はもちろん、自身の周辺の情報管理にもシビアになったほうがいいのかもしれない。