■国分太一vs日テレの様相も…『鉄腕DASH』の苦しい現状

 地域の人々との協力、肉体労働、全体的な演出面、そしてSTARTO社タレントである相葉の活躍。これら『お困りですかー?』の要素から、

《相葉ちゃん最高なんだけど、やってることはかなりDASHなのでせめて(※雰囲気が違う人に)ナレーター変えたらいいのに。頭混乱してくるww》
《他局ですけど鉄腕DASHで何回も見た光景になってきたね》
《鉄腕DASHじゃん‼︎》
《鉄腕DASH観ているの感じになってきた》

 といった、『鉄腕DASH』を連想したという視聴者の声が多く寄せられている。

 また、

《相葉ちゃんヒロミと組むなら、いっそのことdashやらんかな》
《相葉ちゃん、DASH手伝ってぇ》

 など、現在弱体化している『鉄腕DASH』への“サポート”を求めるような意見も。

「『鉄腕DASH』は5人組グループだったTOKIOの番組でしたが、山口達也さん(53)が不祥事で2018年5月に、長瀬智也さん(46)が芸能界引退のため21年3月末で番組を降板。以降は3人体制のTOKIOとSTARTO社の後輩タレントで番組を続けていましたが……今年、番組存続が危ぶまれるような話が相次ぎましたよね」(前出の女性誌編集者)

『鉄腕DASH』を巡っては、6月20日に国分太一(51)が「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」という理由で番組から降板。無期限の芸能活動休止となり、同月25日にはTOKIOの解散および株式会社TOKIOの廃業も決定した。

 それから4か月後の10月4日には、番組準レギュラーのAぇ!group草間リチャード敬太(29)が公然わいせつの疑いで逮捕。同月6日には釈放されたが、事務所は草間の活動休止を発表している。

 そして、国分の件がくすぶり始めている。10月23日、国分の代理人弁護士が都内で会見を開き、国分が自身を『鉄腕DASH』から降板させた日本テレビの対応に手続き上の問題があったとして、日本弁護士連合会に人権救済の申し立てを行なったことを明らかにした。

 国分サイドの主張に日本テレビは真っ向から反論。《国分太一氏の代理人弁護士が、弊社代理人弁護士との協議の最中に、突如としてそのやり取りの内容や関係者の特定につながりかねない情報を含めて一方的に公表し、会見を開いたことは誠に遺憾であり、強く抗議いたします》などと発表している。

「国分さんと日テレとの“バトル”に発展しそうな雰囲気だけに、『鉄腕DASH』への良くない影響を心配する向きもあるようです。

 そういった不安な話が続くなかで、『鉄腕DASH』を感じさせる『お困りですカー?』の初回が放送されたと。局も出演者も違うのに多くの人が連想する辺り、『鉄腕DASH』の人気をあらためて感じさせる、とも言えますが……」(制作会社関係者)

 思わぬ理由で初回から話題となった『お困りですカー?』。果たして、同番組は今後も『DASH』を感じる作りになるのだろうか――。