■嵐活動終了後のミセスのさらなる飛躍にテレビ界が期待

 大森は映画『#真相をお話しします』(4月25日公開)で主演を務め、NHK連続テレビ小説あんぱん』(25年前期)にも出演。キーボード・藤澤涼架(32)は映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)で映画初出演を果たすなど、ソロ活動も目立つように。ギター・若井滉斗(29)も、24年4月から音楽番組『M:ZINE』(テレビ朝日系)でMCを務めており、同番組は今年9月9日にさいたまスーパーアリーナでライブイベントも開催した。

「ミセスは、7月26日と27日に神奈川・横浜市の山下ふ頭で10周年記念ライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE〜FJORD〜』を開催。2日間で10万人を動員しましたが、ライブ会場からの音漏れが広範囲に及び、騒動に発展してしまいました。ただ、あの会場であれほどの規模のライブを開催したアーティストはミセスが初。彼らが誰もやってこなかったことをやろうとしていることがうかがえますよね。

 さまざまな意見は出ましたが7月には東京ディズニーリゾートともコラボ。東京ディズニーリゾートのアトラクションに日本人アーティストの楽曲が使用されるのも初ということで話題を呼びました」(前出のワイドショー関係者)

 そんなミセスの冠番組『テレビ×ミセス』の第2弾が決定し、

《テレビミセス、次回は来年かな?って思ってたけど、半年も経たないうちに次は2時間も…!!嬉し過ぎるよね!!!》
《テレビ×ミセス、このまま月イチくらいで放送してほしい。いやでもミセスは休まんといかん》

 といった歓喜する声がXにも殺到している。

 制作会社関係者は言う。

「テレビ界はミセスのさらなる幅広い活躍に期待を寄せていて、国民的グループ・のような存在になっていってほしいと考えている人も多いですね。嵐は26年5月末をもってグループでの活動を終了しますからね。テレビ界は嵐に代わる“スターグループ”を求めていて、ミセスがそんな存在になってくれるのではないか、と期待されているということですね」(前同)

 嵐もグループでの音楽活動にとどまらず、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)などのバラエティ番組に出演。メンバーそれぞれが映画、ドラマ、CMにとマルチな活躍をしてきた。

「テレビ関係者は、ミセスにはもっとテレビ番組への露出を増やしていってほしいと考えていますし、『テレビ×ミセス』はその流れの始まりのような番組になっていきそうですよね。

 11月3日の第2弾ではチョコプラとコントも披露するといいますが、SMAPは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でコントをやっていましたし、嵐の櫻井翔さん(43)と大野智さん(44)もコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK総合)に出演していましたからね。

 SMAPも嵐も視聴率を持っていたグループですが、それはミセスも同様。特にCM獲得に直結するコア視聴率を持っていることが『テレビ×ミセス』の第1弾で明らかになりましたから、第2弾には単価が高い一流のCMが入ってくるのではないでしょうか。局としても“ミセスの番組をやれば数字が取れる”となるでしょうし、TBSだけではなく各局の争奪戦になっていきそうです」(同)

 快進撃を続けるミセスだが、10月16日にYouTubeチャンネルで生配信を行ない、今後の活動について発表した。

 大森は22年3月から開幕させた「フェーズ2」について「とにかく世間にミセスをもっともっと広めていくために、フルスロットルで全方位で活動しようと、誰も置いていかないエンタメをやっていこうと強い意志と目標をもってスタートさせました」と説明。そして、「2025年12月31日をもって『フェーズ2』を完結いたします」と宣言。続けて、「2026年1月1日から『フェーズ3』を開幕します」と報告した。

「『フェーズ3』は“これまで築いてきたものを守りながら、ミセスの現在地を大切にする期間にしたい”ということですが、テレビ界は彼らがよりテレビでの露出を増やし、盛り上げてほしいと期待していますね」(同)

 来年5月末で国民的グループ・嵐が活動を終了するなか、ミセスの3人への期待は大きく膨らんでいるようだ。