■ラスト10秒の残酷すぎる展開に視聴者騒然「えぐい」「怖い」
視聴者だけでなく、主要登場人物にまでハッピーエンドと思わせてから、ラスト10秒でそれを裏切る残酷すぎる結末に、視聴者は騒然。
《最後の瞬間までしっかりと………………いやーーーほんとに野木さんの脚本てすごい、えぐい、やめられない》
《あー……そういう終わり方……そしてそれを彼らが知らないというのがまた……》
《確かに画家として終わったけども…それをわかって笑ってる社長が怖い… でも野木さん脚本だからこういうのも何か意味あるんだろうな》
《枝の説明と今回のラストで、理想の世界にいらない枝なら剪定してもしょうがないよねって考え方してるかもしれないと思ったら怖いよね>兆さん》
《ターゲットとなった贋作画家が本当に描きたいものを思い出して、犯罪者にならずに済んでよかった〜と思ったらまさかの結末超イケメン社長の微笑みが怖いさすが野木さん脚本》
《皆思い出したよね、今日の放送見て。脚本は野木亜紀子であると。宮﨑あおいかわいさにふわふわしてる場合ではない。試される視聴者だわよ。覚悟するわー》
といった、野木脚本の真骨頂とも言える急展開に恐怖する声、岡田演じる社長・兆にも裏があるだろうと考察する声などが、多く寄せられている。
「『ちょっとだけエスパー』は、脚本が野木さんというところで期待の秋ドラマとして注目されていて、初回の数字も良かった。第2話の衝撃のラストはインパクトが大きく、話題性も抜群。これからさらに人気が出ることになりそうです」(前出の女性誌編集者)
『ちょっとだけエスパー』の初回(10月21日)の視聴率は、世帯8.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人4.8%と高かった。
配信メディアの数字も堅調で、見逃し配信・TVerのお気に入り登録者数は、秋ドラマ9位の72万(29日朝10時時点)だが、初回の再生数は配信2日で100万回を突破。また、Netflixでも、初回が「今日のシリーズTOP10(日本)」で長らく1位を独占していた。
「他のドラマに比べると初回放送日が遅かった『ちょっとだけエスパー』ですが、後発ながらも一気に秋ドラマの大注目作として話題になりそうな感じです。大泉さんは囲み取材で“第3話まで一挙放送したい”というニュアンスの話をしていたし、次回(11月4日)の内容も、“神社でのお祭りで人が死ぬのを阻止する”というもので、ミッションの規模も明らかに大きくなっている感じで……。
次回予告では宮崎さん演じる四季たちが浴衣姿で縁日を楽しむ様子もあり、彼女の透明感あふれるビジュアルの美しさも話題になりましたが、その上で《なんかもうこれから何があるのか怖すぎて》なんて声もあります。先が怖いけど、目が離せない――第3話以降も、かなりの高クオリティドラマになっていそうです」(前同)
宮崎にとって、『ちょっとだけエスパー』は『ゴーイング マイ ホーム』(フジテレビ系/12年10月期)以来13年ぶりの民放連ドラ出演作。一流女優の彼女が13年ぶりの出演を決めた作品だけに、やはりクオリティは高そうだ――。