■高市総理と「キンタロー。炎上ベスト3」の“共通点”

 前出のスポーツ紙デスクが続ける。

「浅田真央さん、橋本環奈さん、オノ・ヨーコさんに共通しているのは熱烈なファンがいて神格化されているところですよね。浅田さんはフィギュアスケートで目覚ましい結果を残した日本を代表するアスリートですし、橋本さんには2024年にパワハラ報道もありましたが、“1000年に1人の美少女”と呼ばれ、カリスマ的な人気を誇っていましたよね」

 オノ氏はザ・ビートルズのジョン・レノンの妻で、自身もアーティストとして活動。世界的な知名度を誇る人物だ。

「キンタロー。さんの代名詞といえば、元AKB48前田敦子さん(34)のものまねですが、あれも冷静に見たら決して“そっくり”というわけではない。ただ、特徴を実によくつかんでいて“わかる!”となります。それで、ある意味で強引に笑いに持っていくスタイルですよね。

 ただ、熱烈に支持しているファンからすると、そういった誇張ものまねは看過できないですよね。高市総理のケースもあてはまり、キンタロー。さんのものまねが炎上してしまったんでしょう」(前同)

 9月の石破内閣の支持率は37.9%だったが、10月21日に発足した高市内閣の支持率は75.4%と倍増。石破政権時の政治不信は顕著だったが、初の女性首相が誕生したことで、期待している人は多い。

「来日したアメリカのドナルド・トランプ大統領(79)との初会談や対話でも高市総理は流暢な英語を披露したり、笑顔を見せたりして、石破前総理と比較される形で評価を上げている感じです。

 そんな高市総理をこのタイミングで、いつものようにものまねしたことでキンタロー。さんは炎上してしまったんでしょう。彼女自身の姿勢はいつもと変わらないのですが……。今回は浅田さん、橋本さん、オノさんを上回る炎上になっているのかもしれませんね」(同)

 高市総理への期待、政権への支持が高まっているタイミングということもあり、キンタロー。は燃えてしまったようだ。