近年、都内の家賃高騰が止まらない。住宅価格の上昇により、賃貸を選択するケースも増えている他、若年層や共働き世帯を中心に、都心に住まいを求める動きが高まっていることが原因だといわれている。そのため通学、通勤に多少時間がかかっても安価な家賃の物件を探すため、近県に住む人も増えているという。

 しかし、正直なところ、できれば都心に住みたい! 都内を一周する山手線沿線は利便性の高さ、街の魅力などから人気も高い。そこで今回は都内在住の20~30代の男女100人に「住んでみたい山手線駅の街」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第3位(8.0%)は、東京駅。

 東京駅は、新幹線各線の他、山手線、中央本線、京浜東北線、総武本線、京葉線、東海道本線など、多くの路線が乗り入れ、地下鉄の乗り換えも便利な日本最大のターミナル駅。

 交通の利便性だけでなく「グランスタ東京」「大丸東京」などの商業施設にも直結し、丸の内や八重洲といった主要なオフィス街も近く、職場に徒歩で通勤できるというケースも。一方、駅周辺の家賃相場は高水準で、ワンルームの場合、月額15~20万円台が中心となっている。

「電車とかが便利そうだし、住んでいたらかっこいい」(39歳/男性)

「仕事でも旅行でも新幹線に乗るのが楽そう」(33歳/女性)

「デパートが多いし、地下街が充実している」(33歳/女性/会社員)

「やっぱり中心という感じだから」(36歳/男性)

「買い物にも食事にも便利」(34歳/女性/主婦)

「商業施設が多いのが魅力的」(28歳/女性/学生)