■権利問題の複雑化に加えて中居正広氏が引退して……

 今回に限らず、『古畑任三郎 VS SMAP』は非常に人気の回ながら当時の映像が放送されないことが多く、

《「SMAP逮捕したの私なんですよ」このセリフ使うんだったら、「古畑vsSMAP」を見せなさいよw》
《だから古畑任三郎取り上げるなら古畑VSSMAPに触れなさい。東野さんがチラッと言ったけど》
《やっぱ古畑vsSMAPは流せないか、、》
《中○くんはタブーだけとSMAPの名前は出せる》

 など、嘆きの声が多く寄せられている。

「SMAPは2016年末で解散しましたが、その後、木村拓哉さん(53)以外のメンバーが旧ジャニーズ事務所を離れたことで、映像などの権利問題が複雑化してしまったといいます。過去映像を使用する際の許可取りが難しくなってしまい使いづらくなってしまったと。音楽番組でも、映像はもちろん、5人が揃っている写真を静止画として使用することも困難だと言われていますね」(制作会社関係者)

 ここ数年で物議を醸した出来事としては、昨年5月からフジテレビで『古畑任三郎』の一挙再放送が行なわれた際の“黒塗り騒動”。再放送された第3シーズンの第11話『最後の事件・後編』には歴代の犯人の写真がタイル状に並べられる演出があったが、SMAPの写真だけ不自然な黒塗り編集で隠されていた。当然ながら、『VS SMAP』が再放送されることもなかった。

 さらに――、

中居正広さん(52)が昨年末から女性トラブルが報じられたことをきっかけに、今年1月に芸能界から引退。ただでさえ権利問題が複雑だったことに加えて、中居さんの不祥事が起き、引退してしまったことで、彼が映る映像はさらに使いづらくなってしまったわけで……。

『古畑任三郎』を巡るところでは、今回、『1ダフル』で視聴者が感じた“タブー感”は今後も続くことになりそうですね」(前同)

『この世界は1ダフル』では、これまでも『古畑任三郎』絡みの特集が多く組まれてきた。東野ら出演者がSMAPに言及することも今回に始まった話ではないのだが、伝説の『VS SMAP』回の映像が流れる日は来るのだろうか……。