■生配信登場の大野智は「精神のリハビリ中」告白
NHKは10月16日に行なった定例会見で出場アーティストの基準について「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画テーマにふさわしいか」の3つを挙げ、STARTO社のグループについて《アーティストのみなさんがそこにはまれば、もちろんそこも含めて検討しているということだと思います》と説明している。
「『今年の活躍』という点で考えると、Netfilxのオーディション番組『timelesz project(タイプロ)』を経て新体制になり、快進撃を続けているtimeleszは出場は確実ではないでしょうか。
一方のキンプリは今年、特筆すべき活躍があったかというと微妙なところですが……NHKサイドが“STARTO社グループ解禁”というタイミング、そして“大本命”である嵐に出てもらうため、事務所サイドにある程度の“枠”を用意したのではないかともささやかれていますね」(前出のレコード会社関係者)
Xには、
《紅白にタムとキンプリってのは大有りだと思うが、やっぱり狙いは嵐だよなぁ 毎度にギリギリ発表だとは思うが カウコンあるのかなー》
《STARTOが出るならまぁそこだろうなって感じ。嵐はどうなるか》
《紅白、サプライズで嵐きそうな予感がする》
《嵐>交渉が難航しそうな上、仮に出場が決まっても“隠し玉”として、放送直前の発表になるのでは》
といった、嵐に言及する声も少なくない。
「嵐は来春にラストツアーを行なって26年5月末でグループでの活動を終えますからね。『紅白』に出場するとしたら今年が最後。NHKとしては是非とも出てもらいたいところでしょう。確実に高い視聴率も取れるでしょうからね。
ただ、嵐が出場できるかは、現状では見えてこないようです。活動を休止していた大野智さん(44)を口説けるか、が最大のハードルと見られています。先に大野さん自身が、まだ準備ができていないと明かしていたぐらいでしたからね」(前同)
嵐の5人は11月3日、1999年同日のデビューから26周年を迎え、ファンクラブ会員向けに生配信イベント「生配信だヨ嵐会2025」を開催。
生配信の終盤、締めのコメントでは大野が自身の活動休止について《わがままを聞いてもらった》と表現し、今もまだ《精神のリハビリ中》で、来春のラストライブに備えた体力作りが行なえていないと語っていた。
「生配信に登場した大野さんは以前にも増して日焼けしていて、それに驚くファンからのコメントも寄せられましたが……嵐が『紅白』に出場できるかどうかは大野さん次第なのではないでしょうか。メンバーも周囲も、ラストツアーに向け、まずは大野さんのコンディションが最優先だと考えているはずですからね。
ただ、NHKとしてはやはり嵐にはどうしても出てもらいたいところでしょう。彼らが今年の最大の目玉なのは間違いない。出場アーティストは今週か来週にも発表されると言われていますが、嵐に関しては、ギリギリまで交渉が続けられるのではないでしょうか」(同)
出場内定報道が連日のように出るなか、国民的グループ・嵐の“最後の出場”は実現するのだろうか――。