■木村拓哉が明かしていた“SMAPの関係性”
元来SMAPは、“仲良し”を売りにしてきたアイドルグループではなかった。2024年12月20日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)にゲスト出演した木村は、渡辺翔太(33)からSMAP内での掟やルールはなかったのかと聞かれると、「ひとつもない」と明かし、“ああしよう、こうしよう”といった相談も「全然ない」ときっぱり。
そうしたSMAPのあり方について、渡辺は「それであのチームワークですか!?」と感嘆の声をあげたが、木村は「チームワークに見えてればいいけどね」と淡々と返し、何かにつけて話し合っているというSnow Manの姿勢に、「それができるチームは、絶対そっちのほうがいいんじゃない」と意味深につぶやいたほどだ。
この木村の態度からは、SMAPが特に話し合うグループではなかったことがうかがえるが、今、木村に会いたいという中居氏の意思が本当なら、どういった思惑があるのか――。芸能ジャーナリストの三杉武氏は首を傾げる。
「『女性セブン』はもともと、昨年中居さんの女性トラブルを最初に報じたした媒体ですし、中居さんが木村さんに接触を図りたがっているという情報も、確度高く掴んでいるのかもしれません。
2人の関係性でいえば、互いに尊重し合うことでグループの均衡はとれていたと思いますが、少年時代を別として、プライベートで交流があった印象はありません。
中居さんにしてみれば、解散騒動のとき、意見が分かれた木村さんに対して、もっと話し合えば良かった……といったような遺恨はあるかもしれませんが、わざわざ今さら木村さんに謝罪するのも不自然ですよね。
気心知れた間柄の人に、軽い感じで“(木村さんに)会いたいなあ”というぐらいのことは言うかもしれませんが、常識的に考えたらクエスチョン。木村さんにしても困惑なのではないでしょうか……」
木村は、11月21日には映画『TOKYOタクシー』の公開を控え、さらに、来年には『教場』の新作映画公開も控えるなど、順調に活躍を続けている。そうした姿に、中居氏は何を思うのだろうか。
三杉武(みすぎ・たけし) 芸能評論家
早稲田大学を卒業後、スポーツ紙の記者を経てフリーに転身。豊富な人脈をいかし、芸能評論家として活動している。多くのニュースメディアで芸能を中心にしたニュース解説を行ない、また「AKB48選抜総選挙」では“論客”とて約7年間にわたり総選挙を解説してきた。