俳優の沢尻エリカ(39)が11月11日、YouTubeチャンネル『NewsPicks/ニューズピックス』に出演。18年前に主演映画の舞台あいさつで「別に」と発言した真相について激白した。
「この日、経済学者の成田悠輔氏と対談した沢尻さん。6年ぶりに映像メディア出演したという彼女は一番大変だった時期や仕事内容を聞かれると、テレビや映画など様々な作品に出演していた19歳から21歳の頃と回答しました。そのなかでも、2007年の“別に”騒動は印象に残っているようです。
沢尻さんは、2007年の主演映画『クローズド・ノート』の舞台あいさつで司会者の質問に対して、“別に”と不機嫌そうに発言したため、大きな波紋を呼びました。当時の心境について、彼女は《あれがピークですね。もうピークに精神状態が壊れていた》と多忙だった日々を振り返っています。
当時21歳だった沢尻さんは、《沢尻エリカはこれじゃなきゃいけない》という意識が強かったようで、打ち合わせでも誰とも目を合わせず、真っ黒のサングラスをかけて一言もしゃべらない、一切笑わなかったといいます。自分を偽ることに限界を感じたのでしょう」(芸能関係者)
そして、そのあと沢尻は自分をリセットする時間を設ける――。
「すべて“崩壊”したという彼女は、2012年の主演映画『へルタースケルター』で復帰するまでの間、海外で過ごしていたそうです。《自分が自分でも分かっていなかったし、“自分探し”じゃないけど、そんな時間が当時は必要でした》といい、あの“別に”発言の裏には、こんなに深い葛藤があったのかと改めて知ると、見方が変わりますよね」(前同)
その一方で、この日の沢尻のファッションにも注目が集まっているようで……。前出の芸能関係者が続ける。
「この日、沢尻さんは白タンクトップにデニム、黒パンプスを合わせたカジュアルコーデで登場しました。髪型はツイン三つ編みで、彼女の小顔ぶりが一層引き立っていましたね。
そうしたなか、彼女が着用していたタンクトップが話題になっているんです。胸元には『PRADA』のロゴとそっくりなのですが、よく見ると『PANDA』の文字が刻まれています。しかも、その下には『MANIA』と記されており、パンダのキュートなイラストまで描かれています。沢尻さんのユーモアと遊び心にほっこりしちゃいますよね」
動画のコメント欄には《プラダだと思ったらパンダで笹》《PANDAを着たエリカ》《ちゃんとパンダのイラストもあって可愛い》《どこで売ってるのか気になる》などのツッコミが視聴者から殺到している。
昨年、舞台『欲望という名の電車』で4年ぶりに女優復帰を果たした沢尻だが、2026年1月20日開幕の舞台『ピグマリオン―PYGMALION―』で主演を務めることが決定。さらに、同年2月27日公開の『#拡散』では7年ぶりに映画出演することも発表された。今後は“エリカ様”を目にする機会が増えそうだ。