11月10日、一部メディアで報じられた大晦日の『第76回NHK紅白歌合戦』の出場者“内定”情報。STARTO ENTERTAINMENTからはKing&Princetimeleszの名前が取り沙汰されており、ファンからは様々な反応が寄せられている。

 とりわけ、今年の上半期に『timelesz project』通称『タイプロ』を通じて社会現象級の話題になったtimeleszに関しては、決して喜びの声ばかりではないのだ。《また叩かれるんじゃないかな》《色々言われそう めんどくさくなるね…》といった不安の声が上がる背景には、今もなお続く新メンバーへの風当たりの強さがあるようだ。

「timeleszは新体制発足後、『タイムレスマン』(フジテレビ系)、『timeleszファミリア』(日本テレビ系)という2つのレギュラー冠番組がスタート。CMも、グループ全員で出演するものに加え、『エイトザタラソ(8 THE THALASSO)』『ヒルマイルド』を初め、新メンバーが起用されたCMが相次いで放送開始となったほか、それぞれのメンバーが各種バラエティ&情報番組などにも進出しています。

 また、新メンバーの橋本将生さん(26)は現在放送中のドラマ『ひと夏の共犯者』(テレビ東京系)でいきなり主演に抜擢。同じく新メンバーの猪俣周杜さん(24)も、松島聡さん(27)主演ドラマ『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系)に俳優としてレギュラー出演中と、テレビでtimeleszメンバーを見ない日はないといった状況です」(女性誌ライター)

 もちろん需要があるからこそメディアから引っ張りだことなっているわけだが――、

「一部からは“ゴリ押し”といった声も寄せられてしまっていますよね。特に、“下積み”がなく一般からtimelesz入りを果たし、即時デビューした新メンバーの3人、橋本さん、猪俣さん、篠塚大輝さん(23)に関しては、他グループのファンからの反発も根強く、いまだにSNS上に辛辣な声が書き込まれることも……。

 こうした背景もあり、他グループの枠を埋めるような『紅白』出場がさらなる火種を生むのではないか、と危惧しているファンも少なくないようです」(女性誌ライター)

 新体制発足以来、様々な声にさらされてきたtimelesz。そんな彼らとファンを温かく包み込んだのが、自身もほぼ下積みはなくV6のメンバーとしてデビューし、アイドルや俳優としての道を切り拓いてきた大先輩・岡田准一(44)の言葉だ。

 岡田は11月8日、自身のXにtimeleszメンバーと並んだ集合ショットを投稿。《今日はとっても素敵な人たちに偶然会いました。懐かしい後輩とも初めて会う子たちとも。風磨くんはなぜかいつも照れくさそうにしている。なんかモジモジしてる、昔から。笑 みんなキラキラだった。応援してる》と激励のメッセージを贈った。