■竹内涼真×夏帆の『じゃあつく』は“実家問題”が沸騰

「『じゃあつく』のお気に入り登録数は、1週間で10万近いペースで増えているようです。同作の放送枠は基本的に全10回構成ですから、残り話数を考えたら、ほぼ確実に『VIVANT』超えするのでは、という声が多いですね。

 そんな『じゃあつく』は終盤に差し掛かりつつありますが、主人公カップルである勝男(竹内)と鮎美(夏帆)の関係も修復されつつも、周囲には大きな動きがあるなど、まだまだ多くの展開がありそう。11月25日放送予定の第8話では、勝男の両親が掘り下げられると予告されていますね」(前出のテレビ誌編集者)

【以下『じゃあつく』ネタバレを含みます】

 竹内演じる海老原勝男の実家は、父・勝(菅原大吉/65)は、天ぷらや筑前煮などの多くの料理が用意されていても母・陽子(池津祥子/56)に「おかずこれだけか? 隣からもらった魚あったやろ」と、手間のかかる料理を作らせるような典型的な亭主関白の家柄。母の陽子は限界を迎えているフシがあり、第8話予告では、陽子が勝男の家に家出してきたと思われる場面が紹介されたほか、「勝男は家族を救えるのか」というテロップも。

 陽子の家出のきっかけは明らかになっていないが、これまで父・勝が「インスタントは手抜き」と言っていながら、陽子が“フリーズドライの味噌汁”を使っていたのに気づいていなかったことが第7話で強調されていたため、

《海老原母のフリーズドライの味噌汁の隠し方が、凄い雑(目に見える場所に、布一枚で隠すだけ)なの、海老原父はマジで”男が台所になんて”で、一切入ってこないから今までバレなかったんだな…》
《あの父親にインスタントの味噌汁を使ってる事がバレて勝男のもとへ来たとか…?》

 といった声が寄せられている。

 なお、対する鮎美の実家の物語は、第7話で掘り下げられた。母・貴恵(しゅはまはるみ/51)が「結婚できなければ意味がない」という古い価値観の持ち主で、現在も鮎美が破局したことに納得していないが、鮎美は「自分の人生を自分で決めたい。お母さんの自慢の娘にはなれないけど、それでも自分で選んで生きていきたい」と、母親に本心を伝えることはできた。

 そんな、“実家”に関する物語が展開されている最近の『じゃあつく』には、

《実家が本当に家の中もやり取りも雰囲気も田舎の実家って感じだったわ。方言も役者さんみんな上手くて違和感なさ過ぎた》
《実家で勝男父が「お前には期待しちょらん」と言った後の竹内涼真の表情の演技凄かった。鮎美は自信のなかった表情から変わってきた感じ。今の2人ならお互いの中身見直して上手く行きそうな2人になったと思う。価値観の在り方とか逃げ恥を彷彿とするところもあり、良いドラマだな~》
《今回もめちゃくちゃ良かった。こちとら生粋の(両親)九州ということもあり共感しすぎて泣けたくらい。それぞれが愛を元にやってることなんだけど、時々すんげぇーーー面倒くさいしズレてるんだ。でも腹立つけど愛情感じるから堪える、の繰り返し》

 といった、“共感できる”という意見が多く寄せられている。

「25日放送の第8話では、中条さん演じる椿も、鮎美と初めて顔を合わせて“鮎美は思いが戻ったりはしないのか”と踏み込んだ質問をすると予告されています。実家問題を経て、最終的に勝男と鮎美がヨリを戻すのか、それとも別の展開があるのか――多くの『じゃあつく』ファンは気を揉んでいますね」(前同)

 TVerのお気に入り登録者数で『VIVANT』超えもすぐそこに見えてきた『じゃあつく』。このままの勢いで最終回まで突っ走りそうだ――。