今年9月に「帝国データバンク」が、2025年1~8月の「美容業(美容室)経営業者の倒産」が157件発生したことを報告。これは、前年同期の139件を上回り、3年連続増加、2年連続年間最多を更新する可能性があるという。またコロナ渦以降、シャンプーやカラー材、光熱費の値上がりで美容院の料金も上昇志向にあり、利用者の懐にも影響している。

 食品類、光熱費などの値上がりは続いており、消費者には悩ましい時代だ。しかし、人生を豊かにするためにもどうしても削れない出費もある。そこで今回は20~30代若い世代の女性100人に「これだけは削れない出費」についてリサーチ、使う金額や頻度、理由についても聞いてみた。(自社リサーチ)

 第10位は、ネット・サブスク等。

 SNSチェック、音楽や動画のサブスク、それを使うためのネット代など、現代社会に不可欠なものになっている。

「サブスクに年22000円」(35歳/女性)

「ネトフリなどのサブスクはやめられない」(28歳/女性/パート・アルバイト)

 第9位は、コスメ。

 SNSではメイク動画があふれ、プチプラからハイブランドのコスメ人気も高い。若い世代では、韓国コスメも流行。美意識が高まり、スキンケアからお金をかけている人も増えている。

「消耗品なので、月に1万前後は必要」(27歳/女性/パート・アルバイト)

「化粧品大は大事! 金額は月に1万円」(36歳/女性/会社員)