ファッション誌『Harper’s BAZAAR(ハーパーズバザー)』の公式インスタグラムが19日までに更新。プロフィギュアスケーターの羽生結弦(30)が登場する表紙カットが公開され、多くの反響が寄せられている。

 この日、同公式は《2大会連続のオリンピックゴールドメダリストであり、プロフィギュアスケーターの羽生結弦選手が、『ハーパーズ バザー』1・2月合併号【特別版】で2種類の異なるカット(A ver./B Ver.)でカバーに初登場! グッチのホリデーコレクションをまとい、その圧倒的な存在感を放った》と綴り、羽生が登場する2パターンの表紙カットを投稿。

 いずれも前髪を上げたリーゼントヘア×スーツというロックなスタイリングで、アンニュイな表情が印象的なドアップショット、そして、美しいプロポーション&ポージングが際立つ全身ショットといった具合に、それぞれが魅力的に仕上がっている。

「唯一無二のスケートセンスに加え、それらを一層際立たせる中性的で華やかなビジュアル面においても支持を集めている羽生さんですが、今回のスタイリングは今までの印象をガラリと変えるものになっています。

 ロックンロールの先駆者であるエルヴィス・プレスリーをほうふつとさせるリーゼントスタイルで、30代を迎えた羽生さんの男らしい部分がより強調されている印象です。それでありながら、どこか気品やオーラすら感じさせてしまうあたり、羽生さんならではの上級な着こなしと言えそうですね。

 22年に競技を引退し、プロのアスリートとして始動して以降、毎年精力的にアイスショーやツアーを行なっている羽生さん。今年3月に公開された歌手の米津玄師さん(34)のミュージックビデオ『BOW AND ARROW』では、大技の4回転ルッツやトリプルアクセル(3回転半)、4回転サルコウなどを組み込んだ力強いスケーティングを披露し、《圧倒的な魅力》《まじで永遠の18歳》とSNSでも大きな注目を浴びました。

 スケートファンの間では昔からストイックな性格で知られていた羽生さんですが、現役時代と遜色ない技術とビジュアルを維持し続けられているのは、きっと知られざる努力のたまものなのでしょうね」(女性誌ライター)

 意外性のある漢感たっぷりの“ロカビリースタイル”を披露した羽生に対し、フォロワーからは《デコ出しの破壊力食らってめまいした》《めっちゃカッコイイ》《品があってスターって感じで凄い素敵!!》《リーゼント似合うわ~》《映画出て欲しい!》《リーゼントでこんなに品がいい人って 素敵です》など、興奮気味の反応が寄せられている。

 ゲームやアニメの楽曲を多く使用したり、狂言師・野村萬斎をスペシャルゲストに招いたりと、随所にこだわりの詰まったアイスショーが好評の羽生。引退から3年、世界中のファンを魅了してきた求心力に衰えはないようだ。