「名作ドラマ」を見られる喜びと「まさかの仕打ち」への憤り、どちらが大きかったのかーー。

 2013年に放送された、女優・のん(29)主演のNHK連続テレビ小説の大ヒット作『あまちゃん』が、4月3日からBSP・BS4Kで再放送がスタートした。

「この日、NHK総合の午前8時から、神木隆之介さん(29)主演の連続テレビ小説第108作目の『らんまん』がスタートしました。

 その1時間ほど前、午前7時15分からはBSで『あまちゃん』の再放送がスタート。当時、能年玲奈という本名で活動していたのんさんが主演、宮藤官九郎さん脚本で放送当時、平均視聴率20.6%、最高視聴率は27%を記録した同作は、社会現象になるほどのヒットとなりました。

 2013年末に開催された『第64回NHK紅白歌合戦』では、“あまちゃん特別編157回 おら、紅白出るど”と題した特別編が放送され、『あまちゃんフィーバー』を巻き起こした歴史的なドラマだったんですよね」(芸能誌記者)

 紅白での視聴率も50%を記録するほどの国民的な人気を誇った同作。そんな人気作の再放送にファンからも喜びの声が寄せられるなかで、ある事情が話題になっていた。

「再放送に合わせて開設された公式サイトで、キャストの顔写真が並ぶなか、主演・能年玲奈とピエール瀧の顔写真だけが、まさかの空欄になっていたんです。

 この、のんさんが外されたキャスト紹介に憤慨した一部のファンが、ツイッターなどのSNSで抗議する展開にまで発展してしまいました」(前同)