俳優の竹内涼真(32)が21日までにインスタグラムを更新。現在放送中のTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(『じゃあつく』、夜10時~)でのオフショットを公開し、注目を集めている。
竹内と夏帆(34)がダブル主演を務める『じゃあつく』は、谷口菜津子氏による発行部数のべ40万部の同名大ヒット漫画(ぶんか社)が原作。本心を隠して料理上手で恋人ファーストな彼女を演じていた山岸鮎美(夏帆)と、「料理は女が作って当たり前!」と思っている、昭和的な価値観の化石男・海老原勝男(竹内)の別れから始まる、後悔と挑戦のロマンスコメディ。
同作は、それぞれのキャラクターにピタリとマッチしたキャスト陣、“食”を通じて普遍的な問いを投げかける脚本の妙が見事にハマり、見逃し配信・TVerのお気に入り登録者数で序盤から25年秋ドラマ1位を独走。
18日の第7話放送を終えた時点でその数は165.9万人となり、最終回で世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出した23年の超ヒットドラマ、堺雅人(52)主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』の164.2万人を超えた。
「前評判がそこまで高いとは言えなかった同作の躍進を牽引したのは、何と言っても主演の2人。もとより演技派として知られる夏帆さんはもちろん、竹内さんが演じる“勝男”のチャーミングな魅力が作品の勢いを作りましたよね。
劇中の勝男は白の肌着1枚で料理を作る姿が定番となっており、スーツのネクタイや私服もトレンディ風味が強く、ちょっとダサい。
そして、確かに古めの価値観を持っているのですが、人との関わりを通じて自分のダメなところを見つめ直し、変えていこうという素直さと柔軟さを持ち合わせているので、視聴者は勝男を応援したくなるんですよね。勝男が泣くシーンでは《もらい泣きしてしまう》といった声も多く、勝男がここまで愛されるようになったのは竹内さんの高い演技力があってこそでしょうね。
今回のオフショットでは、肌着姿の竹内さんが《#勝男服》として勝男の私服を紹介しているのですが、コメント欄には《なんつー可愛い男なんや》《結局肌着の勝男が好きです》《イケメンは何着ても似合うね》《脚が長すぎる 肌着が似合いすぎる!》《火曜がこんなに待ち遠しいのは勝男のせい》といった絶賛の声が続出。ドラマの盛り上がりとともに、ファンの熱量も凄いことになっています」(女性誌編集者)
20年1月期に主演を務めたTBS系日曜劇場『テセウスの船』がヒットし、一躍世代を代表する俳優として名乗りを上げた竹内。しかし、同年6月に『ビズリーチ』CMでおなじみの女優・吉谷彩子(34)との破局報道が噴出。破局時には両者に衝突があったことも報じられ、その後すぐの熱愛が報じられた女優・三吉彩花(29)との交際、さらに破局もあり、プライベートでの話題が多かった。
『テセウスの船』の後は、21年『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)、22年『六本木クラス』(テレビ朝日系)と立て続けに主演ドラマが放送されるも、“大ヒット”までは至らず。近年の作品『ブラックペアン』シーズン2(24年・TBS系)、『Believe-君にかける橋-』(24年・テレビ朝日系)では、主演ではなく助演に徹していた。
「今回の勝男役&『じゃあつく』は、竹内さんの俳優キャリアにおいても分岐点となる作品なのでははないでしょうか。竹内さんはオファーを受けた時から、かなり戦略を持って『じゃあつく』と勝男に向き合ったそうで、結果ドラマは大ヒット。そうしたプロデュース能力は、制作サイドからも高く評価されるでしょうね。今後、主演オファーは止まらないのではと。
竹内さんは来年1月期にも井上真央さん(38)と共演する主演ドラマ『再会~Silent Truth~』(テレビ朝日系)の放送が決定していますが、こちらはしっとりとしたラブミステリーということで、勝男とは全く違った顔を見せてくれそうですね」(芸能プロ関係者)
『じゃあつく』での素晴らしい演技で、ドラマ界の主役に躍り出た感もある竹内。やはり、俳優にとって一番重要なのは“確かな演技力”ということか。