■木村拓哉と中居正広氏には“確執報道”――近年には雪解け気配も

 木村と中居氏は、SMAP解散騒動の時期に関係が深刻悪化したとされている。2019年1月の『週刊文春』(文藝春秋)では、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で中居氏が木村だけにトークを振らなかったり、“木村はカッコいいよなぁ”と嫌味のように繰り返していたと報じられた。また、20年3月に中居氏が旧ジャニーズ事務所から独立した際は元SMAP全員にその旨をメールしたが、木村だけ返信がなかったことも報じられている。

 バラエティ番組でも、特に木村の発言は“不自然さ”が指摘されてきた。20年末放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、明らかに中居氏に関する話をしていたにもかかわらず、木村は「高校時代の友達」と表現。

 23年1月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で高校時代のクラスメイトの女性や担任の先生がスタジオに登場し、木村と青春時代の思い出話に花を咲かせた際にも、同じ学校、同じクラスの同級生だったはずの中居についてはいっさい名前が出ることはなかった。

「ただ、今回の『有働Times』もそうですが、木村さんは言葉のチョイス、表現には慎重になりつつも、現在もSMAP時代を大切に想っているのは間違いないでしょうし、そこにはやはり中居さんの存在もあるのではないでしょうか。

 もし中居さん、そしてSMAPに触れるのが“絶対NG”なら、『有働Times』でもインタビュー冒頭の場面のカットを要請したはずですから、そのまま放送で流れたというのは、木村さんの中でも触ってもいい話題、ということではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 一方で中居氏も、かつてはSMAPを大切にしつつも、木村との確執を感じさせるところがあった。解散後には元メンバーの稲垣吾郎(51)、草なぎ剛(51)、香取慎吾(48)の名前を出すことはよくあった一方で、やはり“木村”“キムタク”の名前をテレビ番組などで出すことはなかった。

 しかし、昨年2月の『女性セブン』(小学館)の記事では、“カットされたが、香取と中居氏が『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で共演した際に木村のトークで盛り上がっていた”と報じられるなど、雪解けの兆しを見せてもいた。

 そして、先の11月6日発売の同誌では、中居氏が関係者を通じて“木村と会えないかな”と面会の機会を模索していたと報じられ、ファンを驚かせたばかり。

「『女性セブン』は、中居氏が木村さんに対話を求めているという話を複数回報じています。中居氏が芸能界から引退したこともあり、5人が公の場で集結するようなことはもう現実的には不可能と見られていますが、中居氏のなかには、会って伝えたいことがあるのでしょうか……。

 とにもかくにも、今回の木村さんのインタビューがあり、SMAPファンを中心に再び5人に注目が集まっていますね……」(前同)

 SMAP解散から来年末で10年――国民的グループの影響力が消えることはないようだ。

(2025年11月18日公開)