■『鉄腕DASH』は“終わらせられない”番組

 株式会社TOKIOのSTARTO社との契約終了報道を受けて、

《TOKIOのエージェント契約年内終了って鉄腕DASHにも影響してくる??》
《鉄腕DASHどうなるのかだけが気がかり》
《来年もよろしくお願いしますって言ってたじゃん?鉄腕DASHは続くよって解釈でいい?毎週楽しみにしてるんだよ…》
《STARTO以外のタレントさんをレギュラーにもできるじゃないですか?それははたしてみんなが見たい鉄腕DASHなのかな》
《鉄腕DASHは、TOKIOの状態をかんがみ、番組終了を考えてもいいのでは?》
《これってつまりどういうことだってばよ。鉄腕DASH終わんの?》

 といった『鉄腕DASH』の今後を不安視する声が多く寄せられることになっている。

 また、国分が11月26日の会見で、『鉄腕DASH』について「正直、見られていない」と憔悴しきった顔で語ったこと、降板の経緯が強引にも感じられ、日テレに不信感を抱いている視聴者もいることから、

《STARTO社は現在の太一をバックアップしないまま契約を切るのだろうか?日テレに気を遣ってるのだろうか?今夜の鉄腕DASHの米作りでは「来年も」と言っていたけれどTOKIO抜きで続けるのか?どれも嫌だよ…》
《今の鉄腕DASH見ると国分の件って何だったんだろってなるね日テレはちゃんと説明するべきじゃない?》
《国分太一さん鉄腕DASH見れてないって言ってたよ……日テレがいじめてるようにしか見えなくて青少年に見せたい番組とは思えなくなってきた》

 といった、国分を想う声も。

「出演者にトラブルが続出し、降板が相次いだ『鉄腕DASH』ですが、日テレ上層部がもし、番組を終わらせたい、と思ったとしても簡単には終了させることはできないと言われていますね。

 まず、同番組では、水面下で地方自治体が絡む公共事業などのプロジェクトが進行していることも珍しくないからです。毎年恒例の農業もそうですが、それらが動いている場合は、止めるのは難しいですよね」(制作会社関係者)

 2023年には「東京の真ん中に100年続く森をつくれるか!?」をテーマに、東京・都立明治公園の整備を『鉄腕DASH』の出演者たちが手伝う、延べ230日のビッグプロジェクトが行なわれたこともあった。

「米作りもそうですが、『鉄腕DASH』では複数の長期企画が進行していて、そのなかには23年の明治公園整備のように地方自治体などの事業に関係しているものもある。地方自治体などが絡むような企画を、途中で投げ出すわけにはいかないですよね。そして同番組は、数字の面でも“終わらせられない”番組です」(前同)

 国分の降板後も『鉄腕DASH』は視聴率好調。11月30日放送回は、世帯視聴率8.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、テレビ界で重視している、個人視聴率は5.7%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は4.0%だった。『鉄腕DASH』は日テレの日曜日夜に勢いをつけている番組なのだ。

「他局のバラエティ番組では、コア視聴率3%台を取るのも簡単な話ではないですからね……。

 そして、『鉄腕DASH』は、子どもたちに学びがある良い番組として親御さんの評価も高いですよね。“SDGsが叫ばれるずっと前から自然と向き合ってきた番組”と高評価する声もあり、単なるバラエティ番組ではなく、もはや教育番組のような側面も。

 視聴率も良くて、内容も評価されていて、多くの子どもたちに愛されている番組を終わらせるわけにはいかないでしょうね」(同)

 12月7日には2時間SPが予定されている『鉄腕DASH』。今後同番組では、どんな変化が出てくるのだろうか――。