ダウンタウン松本人志(62)と浜田雅功(62)によるインターネット配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』がスタートしたから1か月半が経過した。

 11月1日の始動日の21時、松本は都内のスタジオから生配信を実施。「日本のお笑いがしんどいと聞きまして、私、復活することにしました」と挨拶。「何十万人の人」が加入したとも明かし、「勝ったりましたわ!」と“勝利宣言”したことも話題を呼んだ。

 11月27日には12月の配信作品が発表され、2001年から09年まで放送されていた松本と放送作家・高須光聖氏(61)によるラジオ番組『放送室』、11月1日の生配信に臨む松本に密着した『松本人志ドキュメンタリー(仮)』、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のトーク以外も解禁されることが明らかになったほか、12月10日には、密室に閉じ込められた男たちの器を試すという新たなオリジナル番組『ZONE 05』の配信も始まった。

 芸能プロ関係者は話す。

「11月13日には、加入者が50万人を突破したとも報じられるなど勢いを感じさせますよね。

 そんな『ダウンタウンプラス』に対して、芸能関係者が期待する展開が1つあるんです。それは『ダウンタウンプラス』で“音楽番組をやってほしい”ということ。ダウンタウンといえば、長らく『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)をやっていましたからね」

『HEY!HEY!HEY!』は1994年10月から2012年12月まで放送された大人気番組で、15年から21年まで深夜帯や『土曜プレミアム』枠でスピンオフ番組『HEY!HEY!NEO!』も放送された。

「『ダウンタウンプラス』で『HEY!HEY!HEY!』のような音楽番組をやれば、いろいろな意味で盛り上がりがあるのではないかと芸能関係者の間で話されているんです。

 有働由美子さん(56)と松下洸平さん(38)がメインを務める『withMUSIC』(日本テレビ系)が来春終了するという報道もありますし、テレビの音楽番組も決して安泰ではありません。

 一方で、アーティストは多くの人が見てくれる番組に出てプロモーションをしていきたいわけです。『ダウンタウンプラス』は加入者50万人超といいますし、同サービスがプロモーションの場になってくれたらアーティストにも相当メリットがあるんです。

 同時に、プロモーションなのでアーティストのギャラもほぼかからないでしょうから、『ダウンタウンプラス』も制作費を抑えて番組が作れるわけです。しかも『ダウンタウンプラス』は配信サービスですから番組はアーカイブになり、いつでも何度でも見てもらえますよね」(前同)