2025年も多くの若手俳優たちの活躍が、視聴者の心をひきつけた。そこで今回は20~30代の女性100人に「今年活躍した若手俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第10位(3.0%)は、北村匠海菅田将暉佐藤健が同率でランクイン。

 北村匠海は今年、前期放送の今田美桜主演NHK連続テレビ小説あんぱん』で、ヒロインの夫で『アンパンマン』の作者である漫画家・やなせたかし氏をモデルにした柳井嵩役を好演。さらに今期、大泉洋主演ドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)で、謎多き大学生役で出演している。

 ドラマ以外には、3月に主演映画『悪い夏』、5月にSUPEREIGHT丸山隆平主演映画『金子差入店』、10月に主演映画『愚か者の身分』と出演作が立て続けに公開され、超多忙な活躍をみせた。

「朝ドラで活躍していた」(34歳/女性/会社員)

「朝ドラ以降もずっと出ている印象」(37歳/女性)

 菅田将暉は今期、三谷幸喜脚本ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)で演劇青年役で主演を務め、神木隆之介二階堂ふみ浜辺美波ら豪華キャストと共演している。

 他に12月13日~12月27日放送のNHK放送100年特集ドラマ『火星の女王』への出演も話題になっている。

 今年も1月に主演映画『サンセット・サンライズ』、7月には佐藤健主演のNetflixシリーズ『グラスハート』などへの出演、9月には2026年に行われるワンマンライブの開催が発表されるなど、八面六臂の活躍をしている。

「相変わらず映画、ドラマで活躍していた」(23歳/女性/パート・アルバイト)

「今やっているドラマの主演。いろいろ豪華だから」(34歳/女性/会社員)

 佐藤健は、6月にはAmazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』で小芝風花とダブル主演。さらに7月にNetflixシリーズ『グラスハート』で、孤高の天才音楽家役で主演を務めた他、共同エグゼクティブプロデューサーも担当し、作品もヒットした。同作では劇中バンド「TENBLANK」のボーカル役を演じたが、現実世界でもメジャーデビューをはたし、アルバム『Glass Heart』が日本だけでなく台湾や香港、タイのiTunes Storeのトップアルバムランキングで1位を獲得。11月より単独のアジアツアーも行われた。

「ネトフリのドラマが話題になったし、海外で歌ったりしている」(31歳/女性/医師・医療関係者)

「ドラマのプロデュース、主演で注目された」(21歳/女性/パート・アルバイト)

 第8位(4.0%)は、竹内涼真Snow Man向井康二

 竹内涼真は、今期放送されている『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)で夏帆とダブル主演し、亭主関白で時代錯誤な昭和男が彼女に振られたことにより変わっていく姿を好演し、注目を集めている。同ドラマは10月21日放送の第3話が無料配信動画サービス「Tver」において、再生回数442万回(配信開始後1週間集計)を突破。同局の歴代最高配信記録を更新するなど、大ヒットしている。

 また12月18日に配信されるNetflix映画『10DANCE』にてNetflix作品に初参加、ラテンダンスの日本チャンピオン役で町田啓太とダブル主演を務めることも話題だ。

「『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の主演で、主人公が良い方向に変わっていく姿を細やかに演じている」(28歳/女性/会社員)

「『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が面白い。演技がすごい」(38歳/女性/主婦)

 Snow Man・向井康二は、7~9月放送のタイドラマ『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』で、タイドラマ史上初の日本人主演、全編タイ語での演技に挑戦したことが話題になった他、10月公開の日本、タイ合作オリジナル映画『(LOVE SONG)』では森崎ウィンとダブル主演を務めた。

 また今期放送の波瑠川栄李奈ダブル主演ドラマ『フェイクマミー』(TBS系)で、ベンチャー企業の副社長役でTBSドラマ初出演、12月28日には福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』(同局系)にも出演するなど、今年は俳優として躍進の年となった。

「日本のドラマだけでなく、タイのドラマや映画にも出演しており、言語を問わず目をひく演技をされていたと思う」(23歳/女性/会社員)

「今年は俳優として頑張っていた」(29歳/女性/パート・アルバイト)

「連ドラによく出ている」(26歳/女性/パート・アルバイト)

 第7位(5.0%)は、Travis Japan松田元太

 松田は、4月期にドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)で、地上波ドラマ単独初主演。人事部に勤務する既成概念にとらわれない破天荒な主人公を熱演した。5月には3DCGアニメーション映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』で、アニメ声優としても初主演。

 俳優としての活躍以外に、平日昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)で月曜レギュラー、11月20日放送の特別番組『そう言われたら見たことない』(TBS系)で、オードリー若林正恭と組んでバラエティ番組のMCに初挑戦するなど、幅広い活躍をしていた。

「ドラマで主演を務めたのが大きい」(35歳/女性/主婦)

「俳優として知られるようになったと思う」(39歳/女性/会社員)

「ドラマもバラエティも頑張っている」(25歳/女性/会社員)

 第6位(6.0%)は、なにわ男子藤原丈一郎

 藤原は、7月期に『ロンダリング』(フジテレビ系)で、売れない俳優役で地上波連続ドラマ単独初主演をはたした。続けて10月には葵わかな神尾楓珠ダブル主演ドラマ『すべての恋が終わるとしても』(テレビ朝日系)で、主人公の高校の同級生役で出演。

 12月27日、28日に放送される1話完結のオムニバスドラマ「池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」(WOWOW)の第4話で主演、12月12日公開の上白石萌歌、なにわ男子・高橋恭平INI・木村柾哉、FANTASTICS・中島颯太クアトロ主演映画『ロマンティック・キラー』では、謎のSAT役で全編英語のセリフに挑戦した。

「今年はドラマにいっぱい出ていた」(38歳/女性/主婦)

「演技を頑張っていたし、面白いキャラが良い」(20歳/女性)

「俳優としていろいろ活躍していた」(24歳/女性)

 第5位(7.0%)は、M!LK佐野勇斗

 佐野は、10月期放送のドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)で桜田ひよりとダブル主演、民放キー局GP帯ドラマ初主演をはたした。

 今年は2月公開のSnow Manの目黒蓮主演『劇場版 トリリオンゲーム』でドラマ版に引き続き主人公とバディを好演。3月まで放送された橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』でヒロインの夫役、6月放送の綾瀬はるか主演ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK)にも、ヒロインに好意を寄せてる同僚役で出演した。

 俳優として多忙な1年だった一方、グループの楽曲『イイじゃん』がTikTokを中心にSNSで大バズりし、大みそか放送の『NHK紅白歌合戦』にも初出場することが発表された。

「ドラマ主演や映画出演の他、グループで紅白にも出るので」(33歳/女性)

「今年はドラマにたくさん出ていたから」(27歳/女性/会社員)

「最近、本当によく見るようになった」(25歳/女性/会社員)

「グループの『ビジュいいじゃん』も流行った」(39歳/女性/会社員)

「いろんなドラマに出ていたし、『ラヴィット!』に出たのが面白かった」(35歳/女性/パート・アルバイト)

 第4位(9.0%)は、Snow Manのラウール

 ラウールは、7月期に木村文乃主演ドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)で、GP帯民放連続ドラマ初出演。読み書きが苦手なホストという役どころで、木村演じる実直な高校教師との切ないラブストーリーを好演した。

 6月には「サウル ナッシュ(SAUL NASH)」の2026年春夏コレクションショーに出演し、ミラノコレデビューをはたすなど、モデルとしても活躍。さらに9月にPrime Videoで配信され、パリとミラノでランウェイモデルに挑戦した日々に密着した単独ドキュメンタリー番組『RAUL:ON THE RUNWAY』も反響を呼んだ。

「GP帯の連ドラに出演した」(28歳/女性/パート・アルバイト)

「ドラマでのホスト役の演技が上手だった」(39歳/女性/会社員)

「人気も演技力もある」(31歳/女性)

「俳優だけでなくモデル業も頑張っている」(33歳/女性/主婦)

■「今年活躍した若手俳優」ランキング
1位 吉沢亮
2位 Snow Man・目黒蓮
3位 横浜流星
4位 Snow Man・ラウール
5位 M!LK・佐野勇斗
6位 なにわ男子・藤原丈一郎
7位 Travis Japan・松田元太
8位 竹内涼真
8位 Snow Man・向井康二
10位 北村匠海
10位 菅田将暉
10位 佐藤健

以下のリンクから「今年活躍した若手俳優」1~3位の理由とコメントをチェックできる。

1~3位はコチラ