■松岡昌宏降板危機も『鉄腕DASH』は終わらせられない番組
松岡のインタビューを受け、
《松岡くんが話すことはいつも明確で分かりやすい》
《松岡くん、文春の取材に答え 新潮の取材にも答えたんだ。メディア選別をせず、自分の言いたいことをはっきり言う。かなり踏み込んで》
《松岡昌宏インタビュー、「週刊新潮」と「週刊文春」にあるのか。かなり本格的な意思表明だ》
といった声もXに上がっている。
「インタビューを読む限り、松岡さんが日テレと『鉄腕DASH』に不信感を抱いているのは明白ですし、これを機に出演できなくなっても構わない、という強い意思も感じられます。日テレとしては被害者を守るために国分さんが求める“答え合わせ”はいっさいしないということですから、新たな情報が開示されることはない。
被害者を徹底して守るため――ですから、それは松岡さんや城島さんにも国分さんのどの行為がコンプラ違反だったのかは今後も伝えられないということ。つまり、松岡さんの不信感が解消されることもないということですよね。
一方、このままの関係性では『鉄腕DASH』を続けるのは不可能、と松岡さんは言っているようなものですよね。いよいよ松岡さんの『鉄腕DASH』からの降板が現実味を帯びてきたと言えそうです……。ただ、もし松岡さんが降板するとなっても、『鉄腕DASH』には長期で動く企画もありますし、簡単に終わらせるわけにはいかない番組ですよね」(広告代理店関係者)
『鉄腕DASH』では、毎年恒例の米作りなどの農業企画に加え、水面下で地方自治体が絡む公共事業などのプロジェクトが進行していることも珍しくない。2023年には「東京の真ん中に100年続く森をつくれるか!?」をテーマに、東京・都立明治公園の整備を『鉄腕DASH』の出演者たちが手伝う、延べ230日のビッグプロジェクトが行なわれたこともあった。
「国や自治体が絡む企画もありますし、そもそも『鉄腕DASH』は多くの子どもたちが“見たい”番組で、その親も子どもに“見せたい”番組でもありますからね。そして毎回高い視聴率を取りますし、30年の歴史があり、日テレとしては絶対に終わらせるわけにはいかない、何が何でも続けたい優良番組なんです」(前同)
国分を降板させた一方で『鉄腕DASH』が継続していることに、
《国分を辞めさせるなら、なんで鉄腕ダッシュはやめないんだよ、視聴率いいからか?都合の良いテレビやな》
《疑問しか無いですね それでも鉄腕ダッシュは数字取れるから残したいって? 虫が良すぎない? 勘弁してくれよ日本テレビ》
と疑問を呈する意見も寄せられている。
「今後の展開を考えると、松岡さん1人が降板することになるのではないか、という見方もありますね。松岡さんはSTARTO ENTERTAINMENTから完全独立して個人事務所を設立したと報じられていて、今後はSTARTO社からも距離を置いて活動していく感じもありますからね」(同)
11月30日、STARTO社は株式会社TOKIOとのエージェント契約を年内いっぱいで終了すると発表。同月20日には『女性セブン』(小学館)が、松岡が11月末をもってSTARTO社を退所し、個人事務所を設立して完全独立するとも報じていた。
「完全独立したことで自由に動けますし、日テレへの不満などもより言いやすくなったはずです。松岡さんの一連の言動を見るに、事実上STARTO社のタレントで作られている番組『鉄腕DASH』を降板するのかなと思えてきますよね。
一方、城島さんも個人事務所設立が報じられていますが、松岡さんと同じ道を歩むことはなさそうとも言われていますね。お子さんもまだ5歳と小さく、“安定”が欲しいところではと。
つまり、元TOKIOとして城島さんは『鉄腕DASH』に1人残り、STARTO社の若手タレントと一緒に番組を続けていくことになるのではないか、と見られていると」(同)
1995年11月にスタートした『鉄腕DASH』。18年5月には山口達也氏(53)が不祥事で番組を降板。21年3月には長瀬智也(47)がTOKIOを脱退し、旧ジャニーズ事務所を退所して番組を卒業。そして、国分も今年6月に降板。現在は城島と松岡とともにSixTONES・森本慎太郎(28)、なにわ男子・藤原丈一郎(29)などのSTARTO社の若手タレントが出演している。
「城島さんも日テレや『鉄腕DASH』に思うところはあるでしょうが、松岡さんとともに城島さんまで降板してしまったら、いよいよ“誰の何の番組?”と見られてしまいますからね。TOKIOのメンバーが徐々に抜けていき、最近は若手タレントの活躍が目立ちますが、『鉄腕DASH』はどこまでいってもTOKIOの番組であることに変わりはありません。
STARTO社から離れ、TOKIOというグループ自体はすでに解散していますが、山口さん、長瀬さんを含め、TOKIOメンバーが体を張って頑張って30年間続けてきた番組ですし、視聴者の脳裏にはTOKIOの5人が奮闘してきた映像が焼きついているでしょう。
城島さんまで降板したら、さすがに『鉄腕DASH』は成り立たないでしょう。そういった事情もあり、松岡さんが離れることになっても、城島さんは1人残って後輩たちとともに番組を続けていくのではないか――という見方が出てきていますね」(同)
日本テレビへの不信感を明確に露わにした松岡。30年出演し続けてきた『鉄腕DASH』を離れる日は近いのだろうか……。