■『CDTV』に表れた3大変化

 そんな今回の放送である大きな変化があったという。

「今回キンプリは1曲だけの歌唱でしたが、スタジオでのトークシーンや、VTR中のワイプへの出演もあり、メンバー皆さんが楽しそうにリアクションする様子が見られる演出までありました。

 また、キンプリに関連したCMも放送され、平野紫耀さん(26)とテニスプレーヤーの松岡修造さん(55)が出演している『ファブリーズ』(P&G)が流れていました。

 さらには、キンプリとしては初のベストアルバムとなる『Mr.5』(4月19日発売)のCMまで放送されるなど、キンプリ尽くしの放送となっていたのも今回が特別な放送でした」(前同)

 SNSでは

《CDTV ワイプの紫耀くんどの瞬間も愛しくって目が離せない》
《ワイプのキンプリちゃん今日も美しいな。。》
《不意打ちベストアルバムCM》
《キンプリさんのMr.5のCMきた!!長かったーー!うれしい!!》

 と、ファンからの感激の声が殺到していた。

 他にも、同番組では意外な変化が見られたという。辞めたジャニーズメンバーの過去映像も続々紹介されていたのだ。

「2016年に解散したSMAPの当時の歌唱シーンも紹介され、『夜空ノムコウ』(1998年)や、グループの代表曲でもある『世界に一つだけの花』(2003年)の過去映像が放送されていました。特に後者は、30年間で1番ヒットした楽曲として、総合ランキング1位に。

 SMAPだけではなく、2020年にジャニーズ事務所を退所した山下智久さん(38)と、KAT-TUN亀梨和也さん(37)が出演したドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日テレ系・2005年)の主題歌で2人の期間限定ユニットでもある修二と彰が歌った大ヒット曲『青春アミーゴ』の映像も放送されていました。

 ジャニーズを辞めたメンバーの映像は、通常だとカットされがちなので、非常に貴重な回になりましたね」(前同)

 テレビ業界のタブーにも変化があった今回の放送は、今後の明るい希望になったという。

「今回出演したキンプリは、5月22日をもってメンバーの平野さん、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)がグループからの脱退・ジャニーズ事務所からの退所(岸さんのみ秋頃退所)が発表されています。

 辞めジャニになることが確定しているグループだけに、今後、番組内で過去映像が流れるのか不安だったはず。ですが、今回のように辞めジャニたちの映像が放送されたことで、今後も5人のキンプリの姿を見ることができる、という安心を得ることができたかもしれませんね」(前同)

 時代が変わったことを実感した今回の『CDTVライブライブ』。キンプリファンたちの喜びはひとしおだろうーー。