■Number_iら旧ジャニをNHKが重宝している状況への不満
Snow Manは、SixTONESと同じく2020年に『紅白』に初内定。同年はメンバーのコロナ感染により出場見送りとなったが、21年と22年の計2回出場してきた。
ところが、事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発した23年、NHKは旧ジャニーズタレントの新規起用を一時停止。Snow ManとSixTONESも例に漏れず、『紅白』に出ることはなかった。
その後、24年4月にタレントのマネジメントはSTARTO社の現体制へと移行。同年10月16日にNHKは起用を再開し、『紅白』の出演交渉も進めていたと報じられたが、STARTO社のアーティストが『紅白』に出場することはなかった。
23年に続き、24年の『紅白』にSTARTO社タレントが出場しなかった背景には、NHKが同年10月20日に『NHKスペシャル』枠でドキュメント番組『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』を放送したことも影響していると見られている。
「取引再開を発表したのと同じタイミングで、ジャニー氏の所業を再度追及するドキュメント番組が放送されたんです。NHK局内でも、取引再開をし、これから『紅白』出場のオファーをするようなタイミングで同ドキュメント番組を放送するか否か、話し合いがあったと聞こえてきていますね。ジャニー氏の件はより真実を追及すべき問題ではありますが、タイミングが……ということだったのでしょうね。
これを受けて、Snow Manの一部メンバーが怒りを示し、年内に予定していた同局の番組出演を取りやめたと『週刊女性PRIME』(2024年11月26日配信)が報じています。これより以前から、一部所属タレントが元キンプリだったNumber_iなどの“元ジャニーズ”をNHKが重宝している状況への不満を以前から募らせていたとも伝えられていましたね」(前出のワイドショー関係者)
この『Nスペ』の放送にはファンも反感を示し、当時SNSは大荒れとなったが……。
「しかしながら、ジャニー氏の加害騒動で出演ができなくなったり、『Nスペ』で再度ジャニー氏と事務所の闇が追及されたことは、何も“Snow Manだけが被ったダメージ”ではありません。だからこそ今回、SixTONESが超多忙なスケジュールのなか『紅白』出場を決めたことで、Snow Manがまだ同局と“雪解け”していないということが鮮明になる気もします。9人の『紅白』出場は“もうないだろう”という声も関係者間ではささやかれていますね……」(前同)
スノスト、両グループがそろって『紅白』で見られる日はくるのだろうか──。