■目黒蓮出演の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』も圧倒
『ＧＯスト』のスタートを前に日本テレビ・コンテンツ戦略局総合編成センター部長・江成真二氏は春の改編説明会で《ここから１０年、２０年、日本テレビの未来を背負ってくれる彼らに枠を託そうと思い、強いところにあえて置かせていただきました》と期待を寄せていた。
「『行列』にも人気タレントがたくさん出ていましたし、後年も視聴率はそこまで低くありませんでした。ただ、長寿番組でしたからマンネリ化も指摘され、視聴率もピーク時から比べると寂しくなっていた。それでも、“無理に終わらせる必要はないのでは”という声もあったんです。
しかし、日テレは勝負に出ることに。ＳｉｘＴＯＮＥＳは人気ですが、あくまでもアイドルファンの間での人気であって、国民的グループとはまだ言えない存在ですよね。日テレはそんな彼らに、日曜日の２１時という極めて重要な時間帯を託すことに。これは大勝負で、“ギャンブル”とも言われましたね。
結果、大勝負に勝利しましたよね。ＳｉｘＴＯＮＥＳ６人の奮闘、そして身の回りの物のサイズ感を当てる『サイズの晩餐』などの人気企画も誕生し、『ＧＯスト』はスタート直後から人気番組になったんです」（前出の制作会社関係者）
１２月７日放送の『ＧＯスト』の世帯視聴率は６.２％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）とそこそこの数字だったが、個人視聴率は４.２％、そしてコア視聴率は４.１％と高いものだった。
「妻夫木聡さん（４４）主演、大人気のＳｎｏｗ Ｍａｎ・目黒蓮さん（２８）も出演する日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』（ＴＢＳ系）の同日放送回のコア視聴率は２.７％でしたからね。『ＧＯスト』は日曜劇場を圧倒しているんですよね。そして、『ＧＯスト』は『行列』よりも数字を伸ばしていますね。
『鉄腕ＤＡＳＨ』、『イッテＱ！』、『ＧＯスト』の３番組は１日でＣＭ収益が数億円になるとも言わているほどで、そこで新番組として輝きを放っているのが『ＧＯスト』です。だからこそ元日の夜もＳｉｘＴＯＮＥＳの『ＧＯスト』に任せることになったのでしょう。
彼らが生み出す明るくてクリーンなイメージも含めて、今やＳｉｘＴＯＮＥＳの日テレへの貢献度は凄まじいものがあると関係者の間で話されています」（前同）
元日の３時間ＳＰを経て、『ＧＯスト』はさらなる人気番組へと成長を遂げることになりそうだ。
