■“明日のアフレコ”を自ら提案――目黒蓮のプロ魂
福田氏は自身のXで、当初は特報映像の「ここからは、本気でいかせてもらう」の部分の録音状態が万全でなかったが、納品までに目黒のアフレコスケジュールが取れないと判断し、そのまま提出する予定だったと告白。
しかし、目黒に「あれ? 僕の台詞、録音状態、良くないですか?」と指摘され、納品が明日であると伝えたところ、目黒は「明日、スタジオ行きます!どちらですか?」「皆さんに完璧なものを観てもらいたいので!」と、自分からアフレコを提案。そこで福田氏は急きょ段取りをした――という裏話を紹介。そして、
《これだから我々スタッフは絶対に目黒くんの想いを裏切らないように必死に頑張らなきゃいけないのよ 目黒くん、最後の決め台詞、本当にありがとう!!》
と、目黒の主演俳優としての心構えと行動をあらためて絶賛した。
グループ活動、個人での俳優業でも多忙を極めている目黒が、アフレコのために急きょ翌日のスケジュールを確保したことには、
《めめらしいエピソードでも、なかなかできることじゃない。本当にプロフェッショナル。職人。最後までとことん作品に真摯に向き合う。すごいな。その熱量、きちんと劇場で受け取ろう》
《一緒に仕事をした人からのエピソードは嬉しい説得力あるものね スケジュール詰まってて時間取れないって状況なのに完璧なものを届けるためにこじ開けてでもギリギリ間に合わせようとする目黒くん エピ聞いてもびっくりするよりやっぱり…そういう人よねってまず思った》
《めめはアフレコスケジュール取れないくらい忙しいはずなのに…めめも監督もスタッフさんも最後の最後まで頑張ってくださりありがとうございます最後の決め台詞めちゃくちゃかっこいいです》
など、目黒の高いプロ意識を称賛する声が多く寄せられている。
そんな目黒は、来年以降も俳優業で引っ張りだこ。年内に撮影が行なわれた『SAKAMOTO DAYS』、主演映画『ほどなく、お別れです』(26年2月6日公開)、木村拓哉(52)主演のNetflix映画『教場 Reunion』(26年1月1日配信)の3作品に出演する。
そして、来年1月からは世界的ヒットとなったハリウッドドラマ『SHOGUN 将軍』のシーズン2の撮影がカナダで始まり、11月頃までの長期ロケに臨むとも報じられている。目黒は『SHOGUN 将軍』の撮影に集中するため、グループ活動を一時的に休止することも発表されている。
「目黒さんは『SHOGUN 将軍』の撮影を行なうにあたり、日本での主演映画のプロモーション活動への出演が難しくなるとも報じられていますね。『SAKAMOTO DAYS』も、当初は二部作映画として“後編”を26年2月頃から撮影する予定だったが、『SHOGUN 将軍』撮影を優先するために延期となり、公開が1年後ろ倒しになったと一部で報じられていますね。
そんな超多忙な目黒さんですが、アフレコの件からも分かりますが、良い作品を届けるためには妥協を惜しまない人ですよね。今後も、目の前にある仕事に全力集中、26年1月からはそれがハリウッド作品『SHOGUN 将軍』ということですよね」(ワイドショー関係者)
数々の映像作品を生み出してきた福田監督も絶賛する目黒のプロ魂。それが炸裂しているであろう『SAKAMOTO DAYS』での雄姿を楽しみにしている人は多いだろう。