俳優の芦田愛菜(21)が11日までに、国連開発計画 (UNDP) 駐日代表事務所の公式インスタグラムに登場。1分間に及ぶ流ちょうな英語のスピーチを披露し、反響が寄せられている。

 今年3月にUNDP国内親善大使に任命され、主に気候変動や環境問題に対する啓蒙活動などに取り組んできた芦田。この日、同公式は《芦田愛菜UNDP親善大使が、今年特別な意味を持つ30という数字についてご紹介します》とアナウンスを添え、芦田が気候変動について英語で訴える新たなスピーチ動画を公開した。

 爽やかな水色のシャツを着てカメラの前に立った芦田は、先にブラジルで開催された国連気候変動枠組条約第30回締約国会議や、国連開発計画が立ち上げた新しいキャンペーンについて滑らかに解説し、「今こそ地球に優しく安全で、そして公平な未来に向けて、行動を起こすときです」と真摯な語り口で呼びかけている。

「子役時代から多数の作品に出演し、清楚なルックスで抜群の好感度を誇る芦田さん。私生活では名門大学の現役学生としてキャンパスライフを送る一方、司会を務める『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)では、読書量に裏打ちされた豊富な知識をのぞかせるなど、芸能界きっての才女としても知られています。

 そんな彼女の“才色兼備”イメージを一段と強めることになりそうなのが、この度のスピーチ動画。気候変動という専門性の高い内容に加え、ワンフレーズではなく、1分強というそれなりの尺が任されているのですが、芦田さんはよどみなく、クリアな発音で説明を行なっています。

 備わっている語学力はもちろん、これまでの俳優・声優としての経験なども生かされているのか、“間違えずに話す”といったところにとどまらず、“見ている人に訴える・伝える”というところまでしっかり意識されているように見えます」(女性誌ライター)

 確かな英語力を披露した芦田の姿に、フォロワーからは《発音良すぎやん、努力ってやっぱすごいな》《愛菜ちゃんやっぱり才女だ~ 綺麗な発音ですね》《すごい。。rの発音が美しい》《やばい超可愛いし凄い!》《やだー。20年海外住んでる私より上手じゃないのー》《このリスニングなら満点取れそう》といった驚きの声が続出。

 なかには《もう将来の総理でいいでしょ》《首相になってくれ》と、まさかの“政界進出”を望む声が上がるなど盛り上がりを見せている。

 阿部寛(61)主演の映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)のメインキャストや、アニメ映画『果てしなきスカーレット』(11月21日公開)の主人公役の声優など、今年も幅広い活躍が目立った芦田。

 12月4日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、人気小説『薬屋のひとりごと』シリーズ(イマジカインフォス)の実写版主演を務めることも伝えられているが……大詰めを迎える大学生活と並行して、来年も忙しい1年となりそうだ。