■米倉涼子主演『エンジェルフライト』の配信は26年2月13日から
都内のダンススクールで定期的に講師を務めているA氏だが、8月22日にはスクールのブログで《Aちゃんの行ってらっしゃい》(編集部注:実際にはA氏の愛称が記されている)として、A氏を送り出すための「Farewell Milonga(※ミロンガ=タンゴのダンスパーティーのこと)」が行なわれており、この後に日本から出国したことになる。
A氏の海外渡航の目的は記載されていないが、タイミングとしては米倉のマンションに家宅捜索があった(※8月20日)直後ということになる。
「当局もA氏が重要人物だと見ているようですが、日本に戻ってくる気配がなく、諸々の動きは止まっています。渦中の米倉さんには《米倉涼子は結局どうなったん?》といった声も多く寄せられていますね」(前出のワイドショー関係者)
衝撃のガサ入れ報道から約2か月――米倉の動向に再度注目が集まるなか、芸能プロ関係者はこう話す。
「米倉さんは、26年2月までは全く動くことはないだろうと言われていますね。2月に、米倉さんの主演作『エンジェルフライト THE MOVIE』(Amazon PrimeVideo)の配信が控えていますからね」
『エンジェルフライト THE MOVIE』は、23年3月にPrimeVideoで配信されたドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の映画版。ドラマは今年5月3日から6月7日までNHK総合の『土曜ドラマ』枠でも放送された。
「『エンジェルフライト THE MOVIE』は、26年2月13日に予定通り配信される見込みですが、米倉さんはとにかく無事に配信されることを願っていて、それ以外、不要な動きは絶対にしたくないという考えだと聞こえてきています。しっかりと準備して心血を注いで撮った作品だということが大きい理由でしょうが……万が一、自身が原因で配信できないなんて展開になれば、とんでもない額の損害賠償を請求される可能性もありますからね。
米倉さんは主演ですし、ずっと出ずっぱりでしょう。代役を立てて再撮影して、編集をして作り変えられる作品ではないですよね。米倉さんが“出られない”となってしまったら、100%お蔵入りになってしまう作品です。そうなると莫大な損害賠償が発生する可能性がある。
PrimeVideoは外資系ですからね。日本のテレビ局の場合、何かトラブルがあって作品がお蔵入りになったとしても、テレビ局と芸能プロダクションとは深い関係にあり、代わりの人気タレントを別の作品に起用するなどの“穴埋め”で対応することもあり、何だかんだ損害賠償を求められないものなんです。一方で外資系の場合は全く違う。契約社会ですから損害が出たらしっかり請求してくるわけです。
過去には外資系配信サービスの作品に出演した俳優が、配信前に不祥事を起こし、再撮影をすることになった事例もありました。その際、その俳優には億単位の請求がきたといいますからね。
米倉さんもそうした事態だけは絶対に避けたいですよね。だから、26年の2月13日に『エンジェルフライト THE MOVIE』が無事に配信されるまで、米倉さんの主だった動きは全くない、と見られていますね」(同)
ガサ入れ報道以来、沈黙を貫く米倉。動きを見せるのは来春以降となるのだろうか。