■嵐&SMAP――テレビ界から沸き起こる国民的グループへの期待感
『テレビ×ミセス』はバラエティに富んだ内容が目白押し。第2弾にはゲストアーティストとして大塚愛(43)、人気グループ・M!LKが出演。大塚とミセスが名曲『プラネタリウム』を一夜限りの奇跡のコラボ歌唱したことが話題を呼んだほか、コラボゲストとしてお笑いコンビ・チョコレートプラネットも出演。チョコプラからのリクエストで「TT兄弟」のコラボ、さらに即興で練習してミセスとともにコントを披露した。
「『テレビ×ミセス』は歌あり、コントありで複合的な構成になっていて、ファンのみならず若い視聴者が“リアタイしたい”となり、チャンネルを合わせたんでしょうね。
今、テレビ界では、そんな大人気でさまざまなジャンルに挑戦するミセスが、嵐やSMAPのような存在になっていってくれるのではないか、と期待が寄せられていますね」(前出の芸能プロ関係者)
国民的グループだったSMAPは2016年末に解散。来年で10年になる。いまだに再集結を願うファンもいるが、メンバーの中居正広氏(53)が25年1月に芸能界を引退してしまったこともあり、復活は絶望視されている。
そして嵐は、2026年5月末をもってグループの活動を終える。こちらも、メンバーの大野智(45)の芸能界引退説もささやかれている。
「SNS、配信の浸透などにより“テレビ離れ”が止まらない時代。そんななかテレビ界は、同業界を盛り上げてくれる“スター”を求めています。その“スターグループ”候補がミセスですよね。彼らは本業のアーティスト活動に止まらず、俳優業、司会業もこなしますし、件の『テレビ×ミセス』は、SMAPの代表番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のように歌あり、コントありの番組ですからね。
そして、現代の視聴者はバラエティ番組もドラマも、見逃し配信サービスで好きな時間に見る人が多いですが、音楽番組だけは別。リアルタイムで見たいという需要が高く、特に若い層の視聴率を取れるんですよね」(前同)
リアルタイムでの強さ――たとえば、ミセスは12月22日の『CDTV』で、楽曲『breakfast』を生披露した際、ボーカル・ギターの大森元貴(29)が歌詞を間違えてしまうハプニングがあった。番組終了後、大森が夜9時頃にXでこの件にちなんだ投稿をしたところ、1時間で約6000件のコメントが殺到。多くのファンが、リアルタイムでミセスの歌唱を見ていたということだ。
「 “推し”が歌っている姿、パフォーマンスをしている姿は、やはり生で見たいですよね。その意味でも、音楽要素がしっかりとある『テレビ×ミセス』は強いですね。TBSが同番組をレギュラー化したいのは、当然のことではないでしょうか」(同)
本サイトはTBSに『テレビ×ミセス』のレギュラー化について問い合わせたが、期日までの回答はなかった。
ミセスは、12月30日に発表される日本レコード大賞で3年連続大賞受賞を果たすかも注目されているなど、とにかく話題に事欠かない。『テレビ×ミセス』のレギュラー化が実現すれば、2026年はさらに注目されることになりそうだ――。