■香川照之と広末涼子――大不祥事を起こした2人の出演作であることが話題に
そんな『江戸川コナン失踪事件』なのだが――30周年記念に再放送されることには、
《黒歴史すぎて二度とやらないと思ってたのに今更やってどうすんねん》
《失踪事件は本当に駄作。これやるくらいなら(人気のある)瞳の中の暗殺者やってほしい》
といった、作品のクオリティ面に疑問を呈する声が多く寄せられている。
さらに、同作に香川と広末が声優を務めていたことで、
《江戸川コナン失踪事件、キャストがやらかし過ぎてお蔵入り確定だと思ってた》
《ゲスト声優が香川照之と広末涼子だから二度と地上波放映はないと思ってた》
《後者、放送できるの…?(主にゲスト声優関係で)》
《てかそういえば声優に香川照之&広末涼子のダブルパンチいるのに、なんで今放送しようとしてるんかね…声変えることはしないでしょ?》
といった、キャストに対して懸念する意見も。
「ファンが荒れている理由は2つ。1つは、『江戸川コナン失踪事件』はシリーズでもマイナー寄りな作品であること。『名探偵コナン』には数多くのTVスペシャル、劇場作品があるため、もっと人気があって、30周年の節目により相応しい作品があるのではということですね。
そして、こちらがより大きいのですが、『江戸川コナン失踪事件』のゲスト声優である香川さんと広末さんはどちらも大きな不祥事を起こし、テレビから姿を消していますからね……」(前出のテレビ誌編集者)
『江戸川コナン失踪事件』コンドウ役の香川は2022年8月、『週刊新潮』(新潮社)で、銀座のクラブでホステスに対しセクハラや暴行を与え、被害を受けたホステスがPTSDを発症したことが報じられた。
この報道を受けて、所属事務所は謝罪コメントを発表。香川本人は、当時レギュラー出演していた朝のニュース番組『THE TIME,』(TBS系)の8月26日放送回に生出演し、謝罪。その後、同番組や、出演していた広告や出演予定だったドラマなどを次々と降板することになった。
そうして地上波から姿を消した香川だったが、22年の12月には市川中車として歌舞伎の公演に復帰。以降は歌舞伎俳優として活動しているほか、映像での仕事も、Amazonプライムビデオでの『ボクシングナビ~プレミアムラウンジ』(24年)のナビゲーター、WOWOWドラマ『連続ドラマW 炎』(25年4月放送)の主演など、地上波以外では仕事が戻りつつある。2月12日発売のゲーム『龍が如く 極3』では、声優としてだけでなく、フェイスキャプチャーによって”俳優”として物語に登場することも、注目されている。
そして、香苗役の広末は、25年4月、静岡県掛川市の新東名で時速185キロで車を運転し、大型トレーラーに追突する事故を起こしたことが記憶に新しいだろう。同乗していた男性に骨折のケガを負わせた過失運転致傷の罪で同年12月22日に略式起訴され、掛川簡易裁判所は1月6日までに罰金70万円の略式命令を出した。
事故後、広末は「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」の診断を公表。心身の回復に専念するため、芸能活動を休止している。公の場に姿を見せたのは、昨年7月28日に行なわれた事故現場の実況見分が最後。公式ファンクラブでは現在もチャットに登場したり、ラジオ形式の音声コンテンツを投稿することはある。
「香川さんも広末さんも、不祥事は過去の話となりつつありますし、彼らが出演していた作品を放送することも、特に問題があるわけではないでしょう。しかし、熱心なコナンファンからすれば、“なぜ、多くの作品からわざわざそれを選ぶの?”という気持ちになるのでしょうね」(前同)
本サイトは上記の疑問について、アニメ『名探偵コナン』を制作している読売テレビ、『金曜ロードショー』を放送している日本テレビに問い合わせを行なった。
読売テレビからは「『金曜ロードショー』は日本テレビの番組なので、基本的にそちらに質問していただいている」という回答があった。そこで日テレに問い合わせたところ、「番組編成の詳細についてはお答えしておりません」ということだった。
放送にコナンファンが驚きの声を上げる『江戸川コナン失踪事件』。ただ、香川と広末の声での活躍が楽しめるという点では、双方のファンにとって嬉しい話なのかも――。