■『嵐ヘリウム事件』が再燃?

 そんな中、ある問題が再燃している。

「途中、櫻井さんがヘリウムガスを吸って声が変わる『変声カン』を手に取ると、“思い出した。僕ら(嵐が)ドームでコンサートをやる時に大きな気球に5人それぞれ乗る時があったの。そしたら国内の気球が足らないってなって、海外からヘリウムを輸入しなきゃなんないってなって、ツアーの途中で飛べなくなりそうになった”と、以前コンサートで起きたハプニングを告白。

 そんなスケールの大きいエピソードに半信半疑の共演者のため、相葉さんに確認すると“本当にあった!”と同意し、『嵐ヘリウム事件』の真相を明かしていました」(前同)

 しかし、このヘリウム使用に関して“待った”がかかったーー。

「この『嵐ヘリウム事件』に該当するコンサートは2012年に行われた、嵐の5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR Popcorn』だと言います。

 この当時、本当に世界的なヘリウム不足となったそうで、ヘリウムを入手できないため工場の稼働が一時停止するほどの社会問題が起きていたそうです。

 そのため、東京ディズニーランドなどでは、ヘリウムを使うバルーンが販売中止に追い込まれるほど多方面に影響が出ていたそうなんです」(前同)

 この当時、ヘリウムは医療機関などの優先的に振り分けられていたという。放送を見ていた一部の視聴者からは

《「コンサートの気球のために日本中のヘリウムを買い占めて海外からも買った。すごーい」と、「貴重で研究にも使うヘリウムを買い占めやがって」と二分されてた》
《気球飛ばすために国内外からヘリウム買い占めたとかいう話が出てきてコーヒー吹いた 一般に理解はされ難いと思うけど、これは一部研究者や医療機関ブチ切れ案件なのも納得》
《ガチで過去を振り返って精査すべき案件やろコレ・・・》

 といった声も寄せられていた。

「この『嵐ヘリウム事件』、一般的にはメジャーではない問題だったからこそ、理系の研究職などの視聴者にとってはひっかるところがあったんでしょうね。

 どちらにしろ、10年以上前の事件が再燃するほど、嵐の影響力が未だにあることが改めて証明されていましたね」(前同)

 今年で、活動休止から3年目となる嵐。来年2024年には記念すべきデビュー25周年を迎える。果たしてファン待望の5人での姿を見せる日は来るのか? メンバーの個人活動と共に、グループの再始動にも期待が高まるーー。