■Xフォロワー数約300万人の有名インフルエンサーもプロダクションから“法的措置を検討”と発信されて……
ベテラン芸能記者は「暴露系配信者が視聴者からの投稿をもとに“暴露”する場合、その投稿内容が真実かどうか詳しく調べないことも少なくなく、事実無根の情報を配信してしまう可能性がありますね」と言う。そのうえで、「昨今は“この実態を看過できない”と、芸能プロダクション側がタレントを守る動きもある」と指摘する。
「2024年5月には、Ⅹフォロワー数約300万人の有名インフルエンサーの滝沢ガレソ氏が自身のXにて、《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手》が、結婚後にアナとW不倫し、またこの件をスクープしようとした週刊紙記事を所属事務所が揉み消したと投稿。ネット上では、この“超有名女優”と“男性歌手”が、新垣結衣さんと星野源さんなのではないかという噂が大きく拡散される事態に至りました。
ガレソ氏の投稿があった翌日、星野さんが所属するアミューズの法務部は公式Xで、《星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします》と投稿。また、“名指し”をしていなくても、自社所属アーティストであることが分かるような情報を示して虚偽の事実を摘示、投稿することは『名誉毀損その他の違法行為』とするなど、厳しく対処していくことを示しましたね」(前同)
のちにガレソ氏は《裏付ける証拠が集まらなかったため削除しました。ご迷惑をおかけした方々にお詫び致します》と発信し、投稿を削除している。
本サイトでは佑月の所属事務所に、あらためてこうした誤情報の拡散についてのスタンスや考え方を確認したが、期日までに回答はなかった。
実際、エンタメ業界において、SNSはPRに活用できる便利なツールである一方、さまざまなリスクもはらんでいる。ITライターは「一度虚偽の情報が拡散されると、なかなか消えないうえに“二次災害”を生む」と問題の闇深さを言う。
「最近の“暴露系”は、インプレッションを稼ぐために真偽よりも刺激的な内容を重視し、裏取りもせずに届いたタレコミを発信するアカウントが増加している傾向にあります。ファンが見れば明らかな虚偽と分かるようなものであっても、広いネットの海ではそれを信じてしまう人もいるでしょうし、そこから波及する誹謗中傷も起こり得る。こういった暴露が営業妨害となる現実がある以上、エンタメ業界としては、より厳しく対応していく方向性に進んでいくでしょうね」(前同)
情報が渦巻くSNS時代。発信に対する責任はさらに重くなることだろう。