1月20日、芸能界を激震させるニュースが報じられた。

「俳優の米倉涼子さん(50)が麻薬取締法違反の疑いで東京地検へと書類送検されました。捜査を担当する関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)としては、米倉さんと、彼女の自宅で半同棲生活を送っていた、アルゼンチン国籍の男性との違法薬物の共同所持の疑いでの立件を視野に捜査を進めていたようです」(全国紙社会部記者)

 トップ女優・米倉の身に異変が起きたのは昨年8月20日のことである。

「米倉さんの自宅にマトリが家宅捜査に入ったと『週刊文春』(文藝春秋)が報じました。その際に自宅では違法薬物数十グラムが発見されたと見られています」(前同)

 米倉は昨年12月26日に自身のホームページを更新。そこでは《一部報道にありましたように、私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です》と報道内容を認めた上で、《これまでの協力により、一区切りついたと認識しております》と記したのだ。

 それからおよそ、1か月後に行なわれた書類送検。“失敗しない”女優の命運は司直の手に委ねられたわけである。捜査機関による家宅捜査から書類送検に5か月もの時間がかかったのはなぜなのか。そして、今後の展開は――。薬物事案に詳しい中村国際刑事法律事務所の坂本一誠弁護士が解説する。

「家宅捜査で違法薬物とみられる成分が発見された場合、科捜研で鑑定にかけられます。一般的にはこの鑑定結果が出るまでに数か月の時間がかかります。米倉さんが書類送検されている以上、自宅で押収された物品の中に違法薬物が含まれていたと考えるのが妥当でしょう」

 書類送検された以上、今後、検察は米倉と男性との間で違法薬物が共同所持されていたのかを判断する必要があるとみられる。

「米倉さんが事情聴取に対して“自宅で違法薬物を所持していました。男性の物ではありません”と自白していた場合は、共同所持罪ではなく米倉さんの単独所持で起訴することは容易です。一方で、“私は違法薬物の存在は知りませんでした。男性の物です”と供述していた場合、検察が米倉さんを起訴するためには一緒に暮らしていたとされる男性への取り調べも不可欠になります」(前同)

 男性はすでに出国しているとも報じられている。

「米倉さんの自宅で見つかった違法薬物に関して、男性への取り調べが難しいのであれば、検察が米倉さんを違法薬物の共同所持で起訴するのは難しいかもしれません。不起訴になる可能性もあるでしょう」(同)