■記者からの直撃取材に中居正広氏が対応――多くのマスコミ関係者が驚いたワケ

 中居氏は、第三者委員会の調査報告書に“反論”を始めた25年5月の前に、新たに5人の弁護団を結成。その中心人物は東京丸の内法律事務所の長沢美智子弁護士――女性弁護士なのだ。

「中居さんは昨春、新たな弁護団を結成する際に、女性弁護士に仕事を依頼したい意向があったと言われています。被害者は女性で、女性の弁護士も女性です。弁護してもらうにあたって、優秀であっても男性だけの弁護団はよくないのではないか、女性の視点が必要なのではないか、そうした考えがあったとされます。女性の弁護士についてもらい、しっかりと事案に向き合う――そこには、世論、そしてファンを意識するところもあったのでは、とも言われていますね。

 また、騒動の舞台となったフジテレビとの関係性ですが、これも変化が訪れていると聞こえてきています」(前出のワイドショー関係者)

 現在のフジテレビの清水賢治社長は、25年6月に行なわれた記者団との囲み取材で、中居氏に法的責任を求める可能性について、「まだ我々はすべての選択肢を残したままという状態であるとしか申し上げられません」と、含みを持たせたコメントをしていた。

 そして8月末には、港浩一元代表取締役社長(73)と大多亮元専務取締役(67)に対して、一連の問題での対応などで50億円の損害賠償請求訴訟を提起したことから、中居氏にもそうした可能性があるのでは――という見方もあった。

 昨年9月、本サイトもこの件をフジテレビに問い合わせている。中居氏に関しては、

《中居正広氏に対する責任追及については、外部の弁護士を交え検討していますが、裁判において中居氏の法的責任が認められる可能性、責任が認められる場合の損害額、訴訟を提起した場合Aさんへのご負担等を総合的に考慮すると、慎重に判断する必要があると考えています》

 という回答だった。

「ただ現在は、フジテレビ局内でも“もう中居さんを訴えることはないだろう”と言う声が多く、フジテレビが中居さんを訴える可能性は消滅したと見られています。

 港元社長と大多元専務への訴訟は、企業としてケジメをつけるために必要だったでしょうが、中居さんを訴えてしまうと、再び被害女性Aも注目されてしまいますし、そもそも企業体質から生じた問題とも認定されているわけで、フジテレビへの批判も避けられない。だから、もう中居さんへの訴訟の可能性は、限りなくゼロだと言われていますね。

 そして、そういう状況になった現在だからこそ、中居さんは今後、ファンのために動けるのではとも」(前同)

 インパクトが大きかったのは26年に入っての報道だろう。中居氏は、1月6日発売の『女性セブン』(小学館)の記事で、記者からの直撃取材に対応。同記事はマスコミ関係者の間で大きな話題になったという。

 同誌では25年12月下旬、都内の有名百貨店を訪れていた中居氏を取材。彼は記者の直撃取材に応じ、ファンに《元気だし、大丈夫よって(伝えたい)。1年経ったから、大丈夫だよって》としつつも、芸能界復帰は《考えたこともない》と否定をしていた。

「中居さんが記者からの質問に応じた――これはすごいことなんです。それというのも、中居さんはこれまで何度も記者からの直撃取材を受けてきましたが、これまでずっと、どんな内容であっても、基本的には対応はせず、ノーコメントを貫くことで有名な人でした。

 それがしっかりと回答しているうえ、応対が柔和な感じだったことも伝わってくる内容。すでに引退していて対応する必要はないし、現役時代も対応してこなかったのに、異例の対応があったということから、中居さんの中でなんかしらの変化があるのではと言われているんです。

 本人が明言したように芸能界復帰はないのでしょうが、《大丈夫よって(伝えたい)》と語ったことからも、代理人を通してかもしれませんが、今後、メッセージが出てくるのではとも……。この状況に、そうしたことを期待するファンも少なくはないのではないでしょうか」(同)

 引退から1年であらためて注目を集める中居氏。今年8月18日で54歳になる元スターの人生は、まだまだ長いが――。