■ゴールデン3時間特番が“大爆死”

 川島は『ラヴィット!』を大人気番組へと導いた立役者で、生放送での対応力、コメント、大喜利などのスキルがテレビマンから高く評価されており、芸人仲間からの信頼も厚い。

「朝のバラエティ番組という金脈を掘り当てた『ラヴィット!』ですが、川島さんの手腕なしではここまでの大人気番組にはなっていなかったはず。パイロット版の番組も“川島さんがいれば成立させてくれる”という内容だったと言いますからね。

 ただ、MCギャラになってしまうと、気安くキャスティングすることもできなくなる。そして、川島さんがMCを務めた特番が“大爆死”してしまったのも影響してきそうですね」(前出の芸能プロ関係者)

 4月3日、川島がMCを務める特番『川島明の芸能界(秘)通信簿 春の3時間SP』(フジテレビ系)が放送されたものの、世帯視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率は1.3%だった。

「番組自体はそれなりに話題になりましたが、数字がまるで伴わなかったんです。ゴールデンの3時間特番でコア1.3%ですから大爆死もいいところ。2度目は絶対にないでしょうね……。それに『ラヴィット!』は調子がいいですが、それ以外のTBS系のレギュラー番組も不振が続いています」(前同)

■ナイナイ矢部&フット後藤は「MCギャラ」で仕事激減!?

 川島と指原莉乃(30)がMCを務める月曜22時枠で放送された『100%!アピールちゃん』は10か月で、その後、2022年10月に同枠でスタートした『月曜の蛙、大海を知る。』も、視聴率が思わしくなくわずか半年で終了。4月17日からはさらに同枠で川島と指原がMCを務める新番組『推しといつまでも』(すべてMBS・TBS系)のスタートが控えている。

※画像は『推しといつまでも』の公式ツイッター『@oshi_mbs』より

「冷静に見たら川島さんがMCを務める番組で絶好調なのは『ラヴィット!』だけといった状況なんです。そんな川島さんも“MCギャラ”になっていて、これまで1本10万円ほどだったギャラがMCを務める『ラヴィット!』の成功を受けて1本30万円にまで上がったといいますからね。

 たしかに川島さんは面白くて実力も申し分ない。ただ、“数字が取れないのにギャラが高い”となると“違う人にしようか”となってしまいかねない。それで苦しんでいるのがナインティナイン矢部浩之さん(51)とフットボールアワー後藤輝基さん(48)だと言われています。

 かつて後藤さんはテレビで見ない日はないほどの活躍でしたが、ここ最近は露出が減っています。それはMCギャラになったことも大きいともっぱらです。ギャラが高くてキャスティングしづらいということですよね。そして、さらに深刻なのが矢部さんなんです」(同)