世界屈指の技術大国としてかつては知られた日本。そんな日本で現在、進む身近な科学技術の変化を紹介する。

 まずは、『JR東海』が2035年の開業を目標に掲げる、リニアモーターカー。

「1982年、旧国鉄が宮崎県日向市の実験線でリニアモーターカーの世界初の有人走行に成功。以降、研究が続き、2015年には、世界最高速の時速603キロを記録。

 実用化すれば東京-大阪間を片道約1時間で結ぶといわれています」(鉄道ジャーナリスト)

 宇宙開発の分野もトップレベル。「早ければ2029年までに人類を火星に送る」と、豪語した米実業家のイーロン・マスク氏。SF映画のような話である。

 元参院議員で国際政治経済学者の浜田和幸氏が、その現実味と、日本が持つ技術力を話す。

「アメリカはすでに、300個ほどの惑星を、“人類が住めそうな移住先”としてピックアップしています。こういった流れの中で、日本大学などが、宇宙空間の拠点と地球をワイヤーで結ぶ“宇宙エレベーター”の研究を進めています。日本は宇宙分野にも強いので、今後、大いに注目です」