■過去には和田アキ子も言及の「新幹線内で豚まんは食べていいのか?」問題

 人気芸人たちも反応する今回の「新幹線内で豚まんは食べていいのか?」問題。過去には、歌手の和田アキ子(75)も2022年1月に放送されたラジオ番組『アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、新幹線でたこ焼きや豚まんを食すことが“マナー違反”とされる世間の風潮に対して、「シウマイはどうなのよってなるよ」「何のニオイが良くて、何がダメなの」と曖昧な基準にイラ立ちを露わにしていた。

 たびたび話題に上がる新幹線内での食事マナー問題。今回やり玉に上がった豚まんの販売を行なう『551蓬莱』(株式会社 蓬莱/本社は大阪市)はこの状況をどのように捉えているのか――。

 本サイトが一連の騒動を『551蓬莱』に電話で尋ねたところ、「ノーコメントです」とのことだった。

 一方、今回、騒動の舞台となった新大阪駅―東京駅間の新幹線の運行を行なうJR東海のHPを覗いてみると、乗客が新幹線に持ち込めない手回り品として、危険品や刃物、暖炉とともに「臭気を発するもの」との記載がある。

 この臭気を発するものとは何を指すのか。そして、新幹線内で豚まんは食べていいのか、いけないのか。本サイトが3月5日にJR東海に取材を申し込んだところ、3月11日に担当者から回答があった。

 まず、HP上に記載がある新幹線内に持ち込むことができない「臭気を発するもの」の基準を尋ねると、

「“臭気”に関する具体的な基準は設けておりませんが、鉄道車内が公共性の高い空間であることに鑑みて、列車の混雑状況、“臭気”を発している物品の状態、その物品がある状況で車内秩序が維持できるか等を総合的に勘案して、“他の旅客に迷惑をかけるおそれがある”と当社が判断した場合には、車内への持込みをお断りすることとなります」

 とのことだった。また、新幹線内で豚まんやたこ焼きなどのにおいを発する食べ物を食べてもいいのかを尋ねると、

「皆様に快適にお過ごしいただくため、お客様同士でお互いにご配慮いただくものと考えております。車内にてお困りごとがございましたら、巡回中の乗務員やパーサー、警備員に遠慮なくお知らせください」

 とのことだった。

 国会議員や人気芸人も意見をした新幹線内の食事マナー問題。大切なのは、周囲の人への配慮と思いやりを持つということのようだが――。