魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。
今年のサッカー界で最も盛り上がる出来事は、北中米W杯でしょう。今大会は、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国共同開催です。各大陸から勝ち上がった48か国が世界一を目指す世界最高峰であると同時に、人類最大の祭典です。
日本は今大会でベスト4に勝ち上がること、さらに、優勝を視野に入れた準備を進めています。私は、その日本代表が今大会で素晴らしい結果を残すことができると信じています。
その理由は、前回大会の経験、さらに、現在の日本人選手の欧州リーグでの活躍にあります。私は現役時から、選手育成の重要性と、選手の海外移籍の活性化がさらなる強化につながるという考えを持っていました。サッカー先進国の競技水準や文化を肌で感じることが、大舞台での躍進に必要であると感じたためです。
当時は、国際舞台で結果を残す日本人選手がほぼいませんでした。現在は、そのような選手のみで3チームを構成できるほどに充実しています。そのため、今大会では、過去を塗り変える活躍を期待しています。
日本はグループリーグで、オランダ、チュニジア、そして、「欧州プレーオフの勝者」と戦います。
上位に進出するためには、初戦が大きなポイントです。オランダへの警戒の声が聞かれますが、同国のリーグでは、冨安健洋選手と板倉滉選手の日本人CBが活躍しており、上田綺世選手はリーグ得点王です。そのため、日本が堂々と戦うことができると信じています。