ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が大きな盛り上がりを見せている。大活躍を見せる日本代表「侍ジャパン」の活躍の陰には“勝利を呼び込む”焼肉店の存在があった――。

 3月1日夜、大阪市にある老舗焼き肉店「明月館 上本町本店」で侍ジャパンの“決起集会”が行なわれた。大谷翔平(31)選手らをはじめとする代表メンバーが勢ぞろいし、仲の良さがうかがえる写真が大谷選手のインスタグラムに投稿された。

「居合わせたお客さんたちはもちろん騒然。選手の名前を口々に叫ぶ声や歓声などで店内は沸き立ち、スマホを向ける人たちも大勢いました。30名以上が参加した決起集会の支払いはチーム最年長36歳となる菅野智之投手が担ったといいますよね。本人もそれを認めていますが、支払総額は明らかにされていません」(スポーツ紙記者)

「明月館 上本町本店」は3年前のWBCでも決起集会の場として利用されており、世界一を導いたともいわれる高級焼き肉店。カルビが一皿1550円(税抜き)、上カルビは一皿2800円(税抜き)とやすやすと行ける店ではないが、ランチは1800円から2000円でお得なセットを楽しむことができる。

 さて侍ジャパンの決起集会をきっかけに、あらためて野球ファンのみならず、「聖地巡礼」として同店を訪れる人もおり、SNS上には、店の前で記念撮影をした写真や、“行ってきた”という報告が散見されるようになった。その一方で、ファンの“マナー違反”を指摘する声も上がっている。

「決起集会の際、選手たちを少しでも触ろうと手を出すファンの手が映り込む動画がTikTokなどのSNS上に出回り、拡散されているんです。エプロンを付けた店員さんが、選手たちを出迎えながら客が飛び出さないようにしっかりとガードしていましたが、手で選手の身体にタッチするファンには《怪我するから触るなよ》と批判が噴出していますね」(前同)

 それでも経済効果が期待される侍ジャパン。明月館に話を聞くと、「3年前にも訪れていただき、今回も当店を利用していただいたのは光栄なことです」としたうえで、「侍ジャパンの皆様に来ていたたいだことで、お客さんは確かに増えています」(明月館店員)とのこと。

「(大谷選手による)SNSでの写真投稿があってからも、選手たちと同じ(店の)料理を食べたいということで、訪れてくださるお客さんもいます」(前同)

 ただ、大谷選手らが“何を食べたか”や、そもそも同店が2度も決起集会を行なわれた理由については、

「お答えできません」

 と、ここでも“鉄壁のガード”を覗かせた。侍ジャパン快調の陰には、明月館あり──。