ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がるなか、同大会のアンバサダーを務める俳優・渡辺謙(66)の発言が視聴者を仰天させた。
今大会は、地上波での放送はなく、Netflixの独占配信となっているが、『Netflix 2026 WBCアンバサダー』に抜擢されたのが渡辺だった。かねてより大の阪神ファンを公言する彼は、大会前に《野球ファンのひとりとして、彼らの高ぶる気持ちや現場の熱量を伝えていきたい》と意気込みを述べていた。
3月10日、侍ジャパンは開幕4連勝を飾ったのだが……。
「試合後には、侍ジャパンの井端弘和監督がインタビューに応じました。和気あいあいとしたムードが漂っていたなか、渡辺さんは井端監督に、“この4試合のなかで楽だった試合はありますか”と質問したのです。井端監督は“いや、ないです”と即答しました。
この渡辺さんの発言に対し、視聴者からは《これを直接監督に聞く。有り得ない》《選手達をバカにしてんのか?》《失礼にも程があるよね…》といった批判がXに噴出。国を背負って戦う選手たちへの“敬意のなさ”を指摘する声が相次ぎました」(スポーツ紙記者)
これまで、WBCを盛り上げてきた存在として名前が挙がるのが、2025年1月に芸能界を引退した元SMAPの中居正広氏(53)だ。
「中居さんは、前回大会まで『侍ジャパン公認サポートキャプテン』として、チームに帯同してきましたが、一部週刊誌で報じられた女性トラブルにより芸能界を引退。今大会の彼の不在に対し、違和感を覚える視聴者も少なくないようです。
中居さんは大の巨人ファンで知られ、渡辺さんと同じく“野球ファンのひとり”として、仕事に携わっていました。熱量が高く知識は豊富でしたが、時として“危うい”発言を指摘される場面もありました。
2023年大会では、なかなか調子の上がらなかった村上宗隆選手について、“居眠り運転”と表現して物議を醸しました。当時、村上選手は打撃不振で苦しんでいただけに、《居眠り運転とか失礼過ぎ。選手への敬意が感じられない》《本人は上手いこと言ってるつもりかもしれないけど余計だった》など厳しい意見が飛び交っていたのを覚えています」(前同)
では、中居氏ですら失言してしまうこともあるのに、なぜ芸能人を起用するのか。キー局のディレクターが解説する。
「“元プロ野球選手のほうが質問も鋭いのでは?”と思うかもしれませんが、タレントを起用するのには理由があります。芸能人が出ると、野球ファン以外の層にもリーチできるんです。
今大会ではアンバサダーに渡辺さん、スペシャルサポーターには嵐の二宮和也さんが選ばれました。ふたりはクリント・イーストウッドが監督作の映画『硫黄島からの手紙』で共演しており、知名度とコンビネーションも抜群。Netflixという世界を股にかけるエンタメ企業だからこそ実現した組み合わせといえるのでは」
WBC熱狂の影には、新規ファンを連れてくるタレントパワーもあった。