「自分でお金を稼いでオーダーメイドブラジャーの会社を設立するための資金にしたいんです」

 そう語るのはセクシー女優として活躍する田野憂さん(22)。業界入りを両親に強く反対された際には、「“セクシー女優5か年計画”みたいなものをExcelで作りました。1か月ごとの目標まで全部入れて……」と語る田野さん。強い決意を持って両親を説得して業界に入った彼女。なぜ、そこまでしてオーダーメイドブラジャーの会社を設立したいのか――。

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 田野さんは、中学3年生でHカップ、高校2年生のときにはKカップもの胸のサイズがあったという。業界トップ女優として活躍する今でこそ、大きな胸は彼女のトレードマークとなっている。しかし、女優として活躍する以前は、サイズの合うブラジャーが専門店の下着売り場でも見つからず、ブラジャー選びにとても苦労してきたのだという。

「体も華奢なぶん、自身の胸のサイズにあうブラジャーと出会ったとしても、実際には体に下着がフィットしない、着けられないというケースも少なくありませんでした。サイズが合わないブラに無理やり胸を詰め込んでも胸元の通気性が悪くなり、汗もやニキビができて辛い。下着選びには苦労しました」

 現在の胸のサイズとほぼ変わらないKカップとなった高校2年生のときには、オーダーメイドでブラジャーを作ることになったという。

「初めて異性として意識する男性に出会ったのがきっかけですね。当時はとにかく可愛い下着が欲しかったんです(笑)」

※画像提供/田野憂さん

 そんな田野さんが現在、目指すのは、前述のようにオーダーメイドブラジャーのメーカー設立。会社設立の原動力となっているのは自身が長年、抱えてきた胸への“コンプレックス”だという。

「学生時代はセーラー服だったんですけど、ボタンがないので胸が強調されてすごく太って見えるんです。周囲からはそれが原因で“デブ扱い”されたこともあってすごく嫌でしたね」

 下着メーカーの立ち上げについては、すでにかなり具体的な計画もあるという。

「会社をイチから立ち上げるというより、小さな下着メーカーを買い取ろうと思っています。今から工場を建設するとなるとそれだけで、お金がかかってしまうので……。昔からある工場を引き継いだ方が、今ある雇用を守るという意味でも社会に貢献できるのかなと思っています」

 理想の下着についても、彼女の中にはすでに明確なイメージがあるそうだ。

「デザインは昔からずっと考えていて、案は100個以上あります。360度どこから見ても可愛くて、綺麗で、自分でも満足できる形のものを作れたらと思っています。見た目も大事にしたいですが、いちばんこだわりたいのはやっぱり着け心地。毎日身につけるものだからこそ、機能性を大事にしたいですね」