■赤楚衛二は共演者がカギ

「赤楚も受けの演技はうまいんですが、なにしろ相手はクセの強い山田裕貴です。また、内容的にサブキャラの背景が取り上げられることが多そうですが、そこにいるのが古川琴音(26)や井之脇海(27)など個性豊かな面々。ハマればいい絡みが見られそうですが、赤楚演じる白浜はまじめなキャラなので、食われてしまう恐れもあります」(同上)

 13人の乗客たちの群像劇『ペンディングトレイン』に対し、『合理的にあり得ない』は主要キャストが6名と少なめ。その代わり事件の関係者として、毎回、豪華なゲストが登場すると思われる。そこで、難題を解決すべく活躍することで、天海と松下のバディが引き立つ構造になりそうだ。

 注目のイケメン対決となる両作だが、役者の魅力が輝くという点では、登場シーンが多そうな松下が有利かもしれない。しかし、赤楚の極限状態での演技も見応えありそうで、はたしてどうなるか? 4月17日スタートの『合理的にあり得ない』と、21日スタートの『ペンディングトレイン』、楽しみに放送を待ちたい。