福士蒼汰(32)主演の火9ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』(フジテレビ系/毎週よる9時~)は、3月31日放送の第10話で第1シーズンを終える。骨太な内容が好評だったが、第2シーズンは有料配信サービス・FODでしか見られないことに、視聴者から批判の声が出ている。

 同ドラマは、警視庁担当の記者経験がある同局の安永英樹氏が原案者で、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く社会派警察ドラマ。福士は蔵前橋警察署刑事課強行犯係から警視庁広報課2係に異動になった巡査部長・今泉麟太郎を演じる。タイトルにある「P.D.」とは、Police Department(警察組織)の略。

 24日放送の第9話「真犯人」では、YBXテレビの記者・稲田(金子ノブアキ/44)が、受刑者・大沼(大塚明夫/66)の面会で奈良刑務所を訪れる。そこで大沼は、2004年3月15日に起きた政和党幹事長・清原崇の爆殺未遂事件の真犯人は自分で、清原のマンション前の爆弾を仕掛け、重傷を負わせたと明かした。

 22年前の捜査では、当時捜査一課の刑事で、安藤係長(緒形直人/58)の部下だった伊澤(草川拓弥/31)を犯人だと断定。逮捕直前に伊澤は死亡していた。稲田のスクープにより事件の真相が報じられるが、公安部長は記者会見で「まったくのでたらめ」だと一蹴。この発表に納得がいかない今泉(福士)は……という展開。

 実際の未解決事件である、95年の警察庁長官狙撃事件をベースにしたと思われる今回。警察による冤罪の隠蔽、カルト団体、政治爆発犯など、骨太なテーマが扱われ、X上では、《このドラマ警察をただのきれいな組織じゃなくて、汚い所もあるというのを隠さないのが好感持てるんよ》などと、多くの称賛の声が。