■“活動再開”広末涼子の復帰も配信作品か

 2024年7月に配信された『地面師たち』は初動1か月で590万人が3600万時間視聴するという記録を打ち出した。これはワールドベースボールクラシック(WBC)のオーストラリア戦の1790万人視聴以前はトップの記録だった。

ピエール瀧さん(58)のセリフ“もうええでしょう”は流行語にもなりましたし、当時は、日常的な会話でも“地面師見た?”というやり取りが飛び交っていましたよね。有料放送のNetflix作品なのに、明らかに地上波ドラマよりも話題でした。大ヒットとなった『地面師たち』で綾野さんの俳優としての評価はさらに高まったと言えるでしょう。

 それは、瀧さんもそうですよね。2019年の違法薬物での逮捕以降は地上波出演はなくなりましたが、『サンクチュアリ -聖域-』、『忍びの家 House of Ninjas』、『新幹線大爆破』(すべてNetflix)と配信作品には引っ張りだこ。ここ最近は徐々に地上波の番組にも復帰しつつあります。

 以前からもこういった流れはありましたが、スキャンダル、トラブルに巻き込まれた芸能人にとって“復帰は配信作品”というのが当たり前になりつつありますよね」(前出の芸能プロ関係者)

 25年4月と5月、『週刊文春』(文藝春秋)に田中圭(41)との不倫疑惑が報じられた永野芽郁(26)は、26年配信予定のNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』で主演を務めることが明らかになっている。

「『僕の狂ったフェミ彼女』は田中さんとの不倫疑惑が報じられる前に決まっていた仕事だといいますが、結果的にネトフリ作品が永野さんの本格復帰の場ということになりそうですね」(前同)

 一方の田中は映画『キングダム 魂の決戦』で呉鳳明を演じることが発表されたばかり。

「昨年4月に車を運転中に交通事故を起こし、同年5月に『双極性感情障害及び甲状腺機能亢進症』を公表して活動休止していた広末涼子さん(45)が4月1日に活動再開を発表しましたが、現実的に考えると広末さんの復帰も、配信作品や映画ということになっていきそうですよね。

 これまで、トラブルがあった俳優の復帰の場といえば、スポンサーがあまり絡まない舞台や映画がメインでしたが、今や配信作品も重要な選択肢になってきています。そして、かつてはトラブルがあった俳優は、CMスポンサーの意向を気にする地上波の作品にはなかなか出られず、辛い時を長く過ごすことが多かったですが、配信時代となった今、そうしたこともなくなっていきそうですね」(同)

 久しぶりの地上波ドラマで圧巻の存在感を見せた綾野だが、今後も主戦場はNetflixを中心とした配信作品なのかも。