■西野亮廣がストーリー設計を行なった“ストレートエッジ”に批判が集まるワケ

 また西野起用への疑問も多く、

《ストレートエッジは、アメリカの地下ハードコアパンクの中軸となる思想であり哲学。つまり西野が関わるような企画ものの流通ラインとして、消費されていい言葉じゃない》
《ストレートエッジってパンク寄りな思想なんだけど西野がそれ言うのおかしい気がするけどなあ》
《西野氏嫌いじゃないけど、信念の人たちが積み上げた文化であり軽々しく乗っかってよいものではない》

 など、違和感をおぼえるという意見が散見される。

 ファッション誌のベテラン編集者が、炎上の背景について言及する。

「“Straight Edge”とは酒や薬物などといった”享楽的”なライフスタイルに対するアンチテーゼとして1980年代ハードコア・パンクから広がった、思想・カルチャーとして知られています。それをブランド名に掲げるとなると、“カルチャー・思想を自分たちが背負う”という意味合いも出てきてしまい、世間の驚きと批判に繋がったのでしょう。“軽く使っていいネーミングじゃないよ”と。

 ブランドをつくったのはあくまでも廣江氏ですが、西野さんが“ストーリー設計”をしたとリリースにもあるがゆえに、批判の槍玉に上げられてしまったのかと。カルチャーの文脈をビジネス的に消費されているように見えたことが、SNS、ネットの指摘が相次いだ理由でしょうね」

 このネーミングも認知を広げるマーケティングの一つだとしたら、一流のビジネスマンではあるが……。